TRIO KT−7000 修理記録
平成17年6月13日到着   2月2日完成
  1.  修理前の状況
    オーバーホール

  2.  原因
    各部劣化、調整不良

  3.  修理状況
     RF増幅、、トラッキング、IF回路、MPX回路、修理・調整
     TR(トランジスター)交換
     配線手直し、補強 
     半固定VR交換
     フイルムコンデンサー交換
     電解コンデンサー交換
     メーター修理

  4.  使用部品
     電解コンデンサー(オーディオコンデンサー使用)       36個
     TR(トランジスター)                         7個
     フイルムコンデンサー                        4個
     半固定VR                               8個

  5.  調整・測定

  6.  修理費  54,000円    <<オーバーホール修理>>

A. 修理前の状況
A1A. 上蓋を取った所。
A1B. シールド外す。 ICを使用しないので、故障しても部品の供給があり、長く使用できます。
A2. 下蓋を取った所。
A3. 前から見る
A4. 後から見る
A5. フイルター同調用フイルムコンデンサーは選別して使用する
C. 修理状況
C1A. 修理前 電源基板
C1B. 修理中 電源基板  電解コンデンサー5個交換
C1C. 修理後 電源基板
C2A. 修理前 FM−IF−AMP基板
C2B. 修理後 FM−IF−AMP基板  電解コンデンサー5個、半固定VR1個交換
C2C. 修理前 FM−IF−AMP基板裏  
C2D. 修理(半田補正)後 FM−IF−AMP基板裏  
C2E. 完成FM−IF−AMP基板裏 洗浄後 
C3A. 修理前 FM−MPX基板
C3A−1. 修理中 FM−MPX基板、C33、C34、C39の様にスペースが無い
C3A2. 修理中 FM−MPX基板、下の様にスペーサーを入れる
C3B. 修理後 FM−MPX基板 電解コンデンサー19個、フイルムコンデンサー4個、半固定VR4個、TR(トランジスター)7個交換 
C3C. 修理前 FM−MPX基板裏
C3C1. 修理中 FM−MPX基板裏、技量が無く、前回修理の時半田付けで傷つけた配線
C3C2. 修理後 FM−MPX基板裏、チューブを被せる
C3D. 修理(半田補正)後 FM−MPX基板裏
C3E. 完成FM−MPX基板裏 洗浄後
C4A. 修理前 S−Meter−IF基板
C4B. 修理後 S−Meter−IF基板 半固定VR1個交換
C4C. 修理前 S−Meter−IF基板裏
C4D. 修理(半田補正)後 S−Meter−IF基板裏
C4E. 完成S−Meter−IF基板裏 洗浄後
C5A. 修理前 AM−IF基板
C5B. 修理後 AM−IF基板 電解コンデンサー5個、半固定VR1個交換
C5C. 修理前 AM−IF基板裏  
C5D. 修理(半田補正)後 AM−IF基板裏  
C5E. 完成AM−IF基板裏 洗浄後
C7A. 修理前 フロントエンド上
C8A. 修理前 フロントエンド下
C8A1. 修理中 フロントエンド下、半田不良ヶ所
C8B. 修理(半田補正)後 フロントエンド下
C8C. 完成フロントエンド下 洗浄後
C9A. 修理前 チューニングメータ、前回の修理でキズが付いている
C9B. 修理後 チューニングメータ 電解コンデンサー1個交換
CAA. 修理前 Sメータ、針のペンキが剥がれている。
CAB. 修理後 Sメータ、針のペンキを塗り直す。 電解コンデンサー1個交換。
CBA. パネル清掃 強力な油性の洗浄剤使用で、1部文字消えあり
CBB. 交換部品
CCA. 修理前 上から
CCB. 修理後 上から
CCC. 修理前 下から
CCD. 修理後 下から
EF. 調整・測定 FM受信感度、RL分離測定調整
     <見方>
     上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 1KHZの 変調信号を 40dBで出す これを受信し出力を測定する
     中左=歪み率計、左メータ=L出力、右メータ=R出力
       中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力
       右=オシロ出力波形 上=R出力、下=L出力
     下オシロ=検波出力波形
EF2A. FM 感度、RL分離測定調整 R側
     <見方>
     上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 1KHZの Rのみ変調信号を 40dBで出す これを受信し出力を測定する
     中左=歪み率計=0.8%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大1%レンジ)
       中=出力電圧測定器、赤針=R出力(最大1Vレンジ)、黒針=L出力(最大0.1Vレンジ)
       右=出力波形 上=R出力、下=L出力
EF2B. FM 感度、RL分離測定調整 L側
     <見方>
     上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 1KHZの Lのみ変調信号を 40dBで出す これを受信し出力を測定する
     中左=歪み率計=0.8%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大1%レンジ)
       中=出力電圧測定器、赤針=R出力(最大0.1Vレンジ)、黒針=L出力(最大1Vレンジ)
       右=出力波形 上=R出力、下=L出力
EF2C. その時の目盛り
EA. 調整・測定 AM受信感度・歪み測定調整
     <見方>
     上のAM信号発信器より 1MHZで 1KHZの 変調信号を 80dBで出す これを受信し出力を測定する
     中左=歪み率計、左メータ=L出力、右メータ=R出力
       中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力
       右=オシロ出力波形 上=R出力、下=L出力
EA2A. AM受信感度・歪み測定調整
   <見方>
     上のFMステレオ信号発信器より 1MHZで 1KHZの 変調信号を 80dBで出す これを受信し出力を測定する
     中左=歪み率計、左メ−タ−=L出力、右メ−タ−=R出力
    中左=歪み率計=0.8%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大1%レンジ)
       中=出力電圧測定器、赤針=R出力(最大1Vレンジ)、黒針=L出力(最大1Vレンジ)
       右=出力波形 上=R出力、下=L出力
EA2B. その時の目盛り
E3. 24時間エージング。
                      kt7000-1e
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。
 Copyright(C) 2021 Amp Repair Studio All right reserved.