TRIO KT8000 修理記録
平成13年8月25日
  1. 修理前の状況
    分離が悪い。
  2. 症状、原因
    受信感度が低いのが原因。
  3. 修理状況
    RF段のFET交換
    RF、IF、MPX調整
    配線手直し、補強
    経年劣化による各部ハンダ補正
  4. 使用部品
    FET 2個電解コンデンサ−    2個
  5. 修理費  15,000円    通常修理

1.上蓋を開けて清掃、部品の点検、ネジの増締め、RFのFET交換。
2.シャシ裏、ハンダ不良を残らず手直し。50ヶ所以上ある。
3.10.7MHZ IF増幅段の調整、経年変化でかなりずれる。
4.トラッキングの調整、上下2ヶ所で調整する。
  下の周波数はコイル(L)、上の周波数は(C)で調整する、3回くらい繰り返す。
5.トラッキングの微調整、間の周波数はこの羽根を調整する。
  大体+−50KHZ以内で終了。
6.19KHZの入力調整、その左が残留19KHZの調整。
  上の2個がRL分離度の調整。
7.実働試験、エ−ジング。
  真空管AMPとコンビで、NHKのクラッシィクは絶妙です。
           st9030t8
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