| HMA−9500mkU. 51台目修理記録 |
| 平成24年12月4日購入 平成27年1月8日完成 |
| 注意 このAMPはアースラインが浮いています。 AMPのシャーシにSPの線(アース側)やプリAMPのアースもも接続してはいけません。 RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません、+−の撚りのあるのも使用出来ません。 又、DC(directconnection)入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=ここ参照 |
A. 修理前の状況
B. 原因
C. 修理状況
F. 修理費 160,000円、 販売価格=250,000円済み。 S. HITACHI Lo−D HMA−9500mkU の仕様(マニアルより) |
| A. 修理前の状況 A11. 点検中 前から見る |
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| A12. 点検中 前右から見る |
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| A13. 点検中 後から見る |
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| A14. 点検中 後左から見る |
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| A15. 点検中 上から見る |
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| A21. 点検中 下から見る |
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| A22. 点検中 下前から見る |
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| A23. 点検中 下前左から見る |
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| A24. 点検中 下後から見る |
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| A25. 点検中 下後右から見る |
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| A31. 点検中 下蓋を取り、下から見る |
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| A32. 点検中 RCA端子基板が曲がって取り付けられている。 |
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| A33. 点検中 電源トランスの詰め物を見る、通電が少ないか? 綺麗です。 |
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| A41. 点検中 電解コンデンサー外観比較、100μ/100V |
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| A42. 点検中 電解コンデンサー外観比較、220μ/100V |
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| A51. 点検中 使用する電源コードプラグ(Panasonic WF−5018) |
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| A52. 点検中 交換する電源コード(3.5スケア)、 PSE合格品なので被服が分厚い! |
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| A53. 点検中 交換する電源コード、 PSE合格品なので被服が分厚い! |
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| C. 修理状況 C11. 修理中 R側ドライブ基板 |
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| C12. 修理後 R側ドライブ基板 初段FET、バランス・バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換 ヒューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換 |
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| C13. 修理前 R側ドライブ基板裏 |
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| C14. 修理中 R側ドライブ基板裏 定電圧TR(トランジスター)の足の銅箔を広げる。 |
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| C15. 修理(半田補正)後 R側ドライブ基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。 |
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| C16. 完成R側ドライブ基板裏 洗浄後防湿材を塗る。 |
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| C21. 修理前 L側ドライブ基板 |
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| C22. 修理後 L側ドライブ基板 初段FET、バランス/バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換 ヒューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換 |
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| C23. 修理前 L側ドライブ基板裏 |
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| C24. 修理中 L側ドライブ基板裏 定電圧TR(トランジスター)の足の銅箔を広げる。 |
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| C25. 修理(半田補正)後 L側ドライブ基板裏 半田を全部やり直し。 |
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| C25. 完成L側ドライブ基板裏 洗浄後、さらに防湿材を塗る。 |
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| C31. 修理前 R側終段FET(電界トランジスター) |
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| C32. 修理中 R側終段FET(電界トランジスター)、取り付け用絶縁マイカー。 熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」は比誘電率が、シリコーンオイル=2.60〜2.75、雲母=5〜8と、 2倍の開きがあり、高域特性に影響が出るので、現在は未採用。 |
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| C33. 修理後 R側終段FET(電界トランジスター) |
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| C35. 修理前 L側終段FET(電界トランジスター) |
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| C37. 修理後 L側終段FET(電界トランジスター)、取り付け用絶縁マイカー、使用時間が短いのか柔らかい。 熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」は比誘電率が、シリコーンオイル=2.60〜2.75、雲母=5〜8と、 2倍の開きがあり、高域特性に影響が出るので、現在は未採用。 |
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| C41. 修理前 RLモジュール。 |
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| C42. 修理前 RLモジュール裏。 |
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| C43. 修理後 RLモジュール裏。 TR(トランジスター)交換後軽くラッカーを吹きました。 |
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| C51. 修理前 電源基板。 |
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| C54. 修理後 電源基板 ヒューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー9個交換。 輪ゴムは接着材が硬化するまで固定する。 |
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| C55. 修理前 電源基板裏 |
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| C56. 修理(半田補正)後 電源基板裏 半田を全部やり直す。 パスコン足絶縁チューブは2重にする。 |
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| C57. 完成電源基板裏 洗浄後防湿材を塗る |
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| C58. 修理中 絶縁シート。 |
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| C61. 修理前 RCA端子 |
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| C62. 修理中 RCA端子取り付け穴。 |
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| C63. 修理後 RCA端子 WBT−0201 使用。 |
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| C64. 修理前 入力RCA端子裏 |
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| C65. 修理前 入力RCA端子基板 |
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| C66. 修理前 入力RCA端子基板裏 |
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| C67. 修理(半田補正)後 RCA端子基板裏 半田を全部やり直す。 フイルムコンデンサー2個増設。 |
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| C68. 完成RCA端子裏 洗浄後防湿材を塗る。 |
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| C69. 修理中 RCA端子基板の切り換えSW分解。 |
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| C6A. 修理中 RCA端子基板の切り換えSW分解。使用するのは端の1回路なので、綺麗な接触子に交換して磨く。 |
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| C71. 修理前 R−SP端子 |
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| C72. 修理中 R−SP接続端子穴加工前 |
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| C73. 修理中 R−SP接続端子穴加工後 |
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| C74. 修理(交換)後 R−SP端子、 WBT−0702 使用。 |
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| C750. 修理前 R−SP端子裏配線 |
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| C75. 修理後 R−SP端子裏配線、WBTのネジ止めを生かし、ネジ止め接続+半田接続のW配線にした。理由はこちら |
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| C81. 修理前 L−SP端子 |
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| C82. 修理中 L−SP接続端子穴加工前 |
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| C83. 修理中 L−SP接続端子穴加工 |
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| C84. 修理(交換)後 L−SP端子、 WBT−0702 使用。 |
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| C850. 修理前 L−SP端子裏配線 |
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| C85. 修理後 R−SP端子裏配線、WBTのネジ止めを生かし、ネジ止め接続+半田接続のW配線にした。理由はこちら |
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| C91. 修理前 電源ケーブル取り付け部 |
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| C92. 修理中 電源ケーブル取り付け部穴加工前 |
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| C93. 修理中 電源ケーブル取り付け部穴加工後 |
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| C94. 修理後 電源ケーブル取り付け部 |
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| C96. 修理中 電源ケーブル端末処理。 |
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| C9A. 修理中 3Pプラグにケーブル取り付。 差し込み固定が一般ですが、時計方向に巻き付けると良い。 上の白線=巻き付いた端側、 下の黒線=挿入した側。止めビスは未締結です。 これで差し込み固定の3倍位接触面積が増し、接触抵抗が低くなる。 |
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| C9B. 修理中 3Pプラグにケーブル取り付。 差し込み固定が一般ですが、時計方向に巻き付けると良い、反対側。 上の黒線=巻き付いた端側、 下の白線=挿入した側。止めビスは未締結です。 これで差し込み固定の3倍位接触面積が増し、接触抵抗が低くなる。 |
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| C9C. 完成 3Pプラグにケーブル取り付。 被覆部も十分に差し込む。 |
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| C97. 修理前 ラグ端子に電源ケーブル取り付。 |
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| C97. 修理中 ラグ端子に電源ケーブル取り付。 |
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| C98. 修理後 ラグ端子に電源ケーブル取り付。 |
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| CA1. 修理前 R側ドライブ基板へのラッピング線 |
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| CA2. 修理後 R側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる |
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| CA3. 修理前 L側ドライブ基板へのラッピング線 |
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| CA4. 修理後 L側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる |
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| CA5. 修理前 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線 |
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| CA6. 修理後 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる |
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| CA7. 修理前 L側ドライブ基板−電源基板 |
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| CA8. 修理後 L側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる |
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| CB1. 交換した部品 |
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| CD1. 修理前 下から見る |
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| CD2. 修理後 下から見る |
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| E. 測定・調整 E1. 出力・歪み率測定・調整 「見方」。 上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。 |
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| E21. 50Hz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00304%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0034%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
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| E22. 100Hz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00333%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0037%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
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| E23. 500Hz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00473%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00482%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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| E24. 1kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00582%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00598%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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| E25. 5kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0169%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0167%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
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| E26. 10kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0194%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0192%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
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| E27. 50kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0106%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0110%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 |
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| E28. 100kHz入力、R側SP出力電圧32V=128W出力、 0.0172%歪み。 L側SP出力電圧32V=128W出力、 0.0189%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 このAMPの特色で、全く落ちない! |
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| E3. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。 |
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| E4. 完成 24時間エージング。 右は「HMA−9500mkU. 53台目」 |
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