| HMA−9500mkU. 78台目修理記録 |
| 2025/10/16.到着 .完成 |
| 注意 このAMPはアースラインが浮いています。 AMPのシャーシにSPの線(アース側)やプリAMPのアースもも接続してはいけません。 RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません、+−の撚りのあるのも使用出来ません。 又、DC(directconnection)入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=ここ参照 |
A. 修理前の状況
B. 原因
C. 修理状況
F. 修理費 ,000円 オーバーホール修理。 但し、最終測定時に結果が悪くて、終段FET(電界効果トランジスター)交換費用は別途。 Y. ユーザー宅の設置状況 S. HITACHI Lo−D HMA−9500mkU の仕様(マニアルより) |
| A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 A11. 点検中 前から見る |
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| A12. 点検中 前右から見る |
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| A13. 点検中 後から見る |
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| A14. 点検中 後左から見る |
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| A15. 点検中 上から見る |
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| A21. 点検中 下前から見る |
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| A22. 点検中 下前左から見る |
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| A23. 点検中 下後から見る |
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| A24. 点検中 下後右から見る |
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| A25. 点検中 下から見る。4本の足の凹み無。 |
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| A31. 点検中 下蓋を取り、下から見る。 |
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| A32. 点検中 電源トランスの詰め物を見る。左右共焼けは無。 |
| A41. 点検中 R側ドライブ基板の電解コンデンサー頭のビニールのむけは、使用時間が少ないか無。 |
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| A42. 点検中 L側ドライブ基板の電解コンデンサー頭のビニールのむけは、使用時間が少ないか無。 |
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| A43. 点検中 電源基板の電解コンデンサー頭のビニールのむけは、使用時間が少ないか無。 |
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| A51. 点検中 電解コンデンサー外観比較、100μ/100V |
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| A52. 点検中 電解コンデンサー外観比較、220μ/100V |
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| A53. 点検中 電源基板の整流ブリッジを「ファストリカバリー 整流ダイオード( 3A/ 200V)と 交換。 |
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| A61. 点検中 入力RCA端子。 |
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| A612. 点検中 入力RCA端子。 WBT−0201に交換可能。 |
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| A613. 点検中 入力RCA端子。 WBT−0210Agに交換可能です。 |
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| A614. 点検中 入力RCA端子。 WBT−0210Cuに交換可能です。 |
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| A62. 点検中 使用されていたRCA端子。 中心電極は上下で挟む方式。 |
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| A63. 点検中 使用されていたRCA端子。 挟み込むタイプなので、接触は2点(2線)のみ。 |
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| A64. 点検中 使用されていたRCA端子。 拡大。 |
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| A65. 点検中 最近のテフロン絶縁製RCA端子。中心電極は円筒状で4つ割方式。9500/9500MKUでは取り付け穴が大きく使用不可。 |
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| A66. 点検中 WBT製RCA端子 WBT−0201。 さらに複雑な構造で「カチ」と差し込み感を与える。 |
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| A67. 点検中 最近の「RCAプラグ」の中心電極は2割になっているので接触不良が起きにくい。 |
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| A71. 点検中 R−SP端子 |
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| A712. 点検中 R−SP端子裏配線。 |
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| A72. 点検中 R−SP端子。 WBT−0702PL に交換可能です。 |
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| A73. 点検中 R−SP端子。 WBT−0702に交換可能です。 |
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| A74. 点検中 R−SP端子。 WBT−0705Agに交換可能です。 |
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| A75. 点検中 R−SP端子。 WBT−0705Cuに交換可能です。 |
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| A76. 点検中 R−SP端子。 WBT−0735に交換可能です、但し既存の取り付け穴が見えます。 |
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| A77. 点検中 SP端子。 その他 在庫SP接続端子、フルテック製品 使用可能です。 |
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| A78. 点検中 SP端子。 下記中国製大型も使用可能です、工賃込み1.5万円。 |
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| A79. 点検中 L−SP端子 |
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| A792. 点検中 L−SP端子裏配線。 |
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| A81. 点検中 電源コード取り付け。 |
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| A82. 点検中 電源コード下記の仕様で交換可能です。 |
| A821. 点検中 使用する電源コードプラグ(Panasonic WF−5018)。 |
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| A83. 点検中 交換する電源コード(3.5スケア)、 PSE合格品なので被服が分厚い! |
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| A84. 点検中 交換する電源コード、 PSE合格品なので被服が分厚い! |
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| A85. 点検中 交換するK色電源コード。 電気的性能や耐候性能は上記灰色と同じです。 |
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| A91. 点検中 ラグ端子に電源ケーブル取り付。 |
| C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 C1. 修理前 下になる放熱器や取っ手の部分を養生する。 |
| C11. 修理前 R側ドライブ基板。 修理履歴無! |
| C12. 修理後 R側ドライブ基板。 初段FET(電界効果トランジスター)、バランス・バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換 ヒューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個、TR(トランジスター)2個交換、モジュール修理交換部品は除く。 |
| C13. 修理前 R側ドライブ基板裏 |
| C14. 修理中 R側ドライブ基板裏 定電圧TR(トランジスター)の足の銅箔を広げる。 |
| C15. 修理(半田補正)後 R側ドライブ基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。 |
| C16. 完成R側ドライブ基板裏 洗浄後防湿材を塗る。 |
| C17. 修理前 R側放熱器裏の埃。 |
| C28. 修理(清掃)後 R側放熱器裏の埃。 |
| C21. 修理前 L側ドライブ基板。 修理履歴無! |
| C22. 修理後 L側ドライブ基板。 初段FET(電界効果トランジスター)、バランス/バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換 ヒューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個、TR(トランジスター)2個交換、モジュール修理交換部品は除く。 |
| C23. 修理前 L側ドライブ基板裏 |
| C24. 修理中 L側ドライブ基板裏 定電圧TR(トランジスター)の足の銅箔を広げる。 |
| C25. 修理(半田補正)後 L側ドライブ基板裏 半田を全部やり直す。 |
| C26. 完成L側ドライブ基板裏 洗浄後防湿材を塗る。 |
| C27. 修理中 L側放熱器裏の埃。 |
| C28. 修理(清掃)後 L側放熱器裏の埃。 |
| C31. 修理前 R側終段FET(電界効果トランジスター) |
| C32. 修理中 R側終段FET(電界効果トランジスター)下の放熱器埃。 |
| C33. 修理(清掃)後 R側終段FET(電界効果トランジスター)下の放熱器埃。 |
| C34. 修理中 R側終段FET(電界効果トランジスター)、取り付け絶縁マイカー。 熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」は比誘電率が、シリコンオイル=2.60〜2.75、雲母=5〜8と2倍の開きがあり、高域特性に影響が出るので、現在は未採用。 |
| C35. 修理後 R側終段FET(電界効果トランジスター) |
| C36. 修理前 L側終段FET(電界効果トランジスター) |
| C37. 修理中 R側終段FET(電界効果トランジスター)下の放熱器埃。 |
| C38. 修理(清掃)後 L側終段FET(電界効果トランジスター)下の放熱器埃。 |
| C39. 修理中 L側終段FET(電界効果トランジスター)、取り付け絶縁マイカー。 熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」は比誘電率が、シリコン=2.60〜2.75、雲母=5〜8と、2倍の開きがあり、高域特性に影響が出るので、現在は未採用。 |
| C3A. 修理後 L側終段FET(電界効果トランジスター) |
| C41. 修理前 RLモジュール。 |
| C42. 修理前 RLモジュール裏。 |
| C43. 修理中 RLモジュール裏。 TR(トランジスター)6個交換し、洗浄後軽くラッカーを吹く。 |
| C44. 修理中 専用機でR側モジュール修理・測定・調整中。 |
| C45. 修理中 専用機でL側モジュール修理・測定・調整中。 |
| C51. 修理前 電源基板。 修理履歴無! |
| C52. 修理後 電源基板。 ヒューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー9個、整流ダイオード14本交換。 整流ダイオードを新しいファストリカバリー 整流ダイオード( 3A/ 200V)と 交換。 輪ゴムは接着材が硬化するまで固定する。 |
| C53. 修理前 電源基板裏 |
| C54. 修理(半田補正)後 電源基板裏 半田を全部やり直す。 パスコン足絶縁チューブは2重にする。 |
| C55. 完成電源基板裏 洗浄後防湿材を塗る |
| C56. 修理中 絶縁シート。 過大電流による変形跡あり。 |
| C61. 修理前 RCA端子 |
| C62. 修理(交換)後 入力RCA端子。 WBT−0201に交換。 |
| C63. 修理中 RCA端子取り付ナットは治具を使い締結する。 |
| C71. 修理前 入力RCA端子基板 |
| C72. 修理後 入力RCA端子基板。 フイルムコンデンサー2個交換。 |
| C73. 修理前 入力RCA端子基板裏 |
| C74. 修理中 入力RCA端子基板裏 L側もW−SWにする為、基板改造。 |
| C75. 修理(半田補正)後 入力RCA端子基板裏 半田を全部やり直す。 フイルムコンデンサー2個増設。 |
| C76. 完成入力RCA端子裏 洗浄後防湿材を塗る。 |
| C77. 修理前 入力RCA端子基板取付。 曲がっている。 |
| C78. 修理前 入力RCA端子基板取付裏 |
| C79. 修理後 入力RCA端子基板取付裏 |
| C81. 修理中 RCA端子基板の切り換えSW分解。 |
| C82. 修理中 RCA端子基板の切り換えSW分解、肝心の接触端子部。 |
| C83. 修理中 RCA端子基板の切り換えSW分解。端子を洗浄する。肝心の接触端子は綺麗な内側のを使用。 |
| CC1. 修理前 R側ドライブ基板へのラッピング線 |
| CC2. 修理後 R側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる |
| CC3. 修理前 L側ドライブ基板へのラッピング線 |
| CC4. 修理後 L側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる |
| CC5. 修理前 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線 |
| CC6. 修理後 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる |
| CC7. 修理前 L側ドライブ基板−電源基板 |
| CC8. 修理後 L側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる |
| CE1. 交換した部品。 |
| CE3. 交換した部品、接点が酸化したSP接続リレー。僅かに光っている所が通電部分。 |
| CF1. 修理前 下から見る |
| CF2. 修理後 下から見る |
| E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 E0. 出力・歪み率測定・調整 「見方」。 上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低なります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。 |
| E1. 50Hz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00280%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00297%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
| E2. 100Hz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00324%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0037%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
| E3. 500Hz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00487歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00507%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
| E4. 1kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00611%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00634%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
| E5. 5kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0150%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0158%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
| E6. 10kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0163%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0172%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
| E7. 50kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0105%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00543%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 |
| E8. 100kHz入力、R側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0224%歪み。 L側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0225%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 このAMPの特色で、全く落ちない! |
| E9. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。 |
| Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 Y1. 設置状況、 全体正面から見る。 |
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