ＣｏｕｎｔｅｒＰｏｉｎｔ　ＳＡ−４．５−６台目真空管測定記録
ＳＡ−４．５台目、ＳＡ−４．６台目　　　　　　　　２０２４／７／１到着　　　完成
出力管６ＬＦ６（６ＭＨ６、６ＬＸ６）「Ｐｃ＝40W」のバイアスの検討。
  • 真空管ハンドブック（規格表）の相互コンダクタンス＝？？μmho
    • 「Ｅｐ＝１６０Ｖ、Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｉｐ＝１４００ｍＡ、Ｅｇ１＝０Ｖ」、　RC-30 Ｒｅｃｅｉｖｉｎｇ Ｔｕｂｅ Ｍａｎｕａｌより
    • 測定は、　tv2b/uでは最大プレート電流が１００ｍAなのでEg１＝−３５Vに電圧を下げて測定。
  • Ａ級増幅のバイアスはどの位か？
    • 同じＴＶの水平出力管６ＪＳ６「Ｐｃ＝３３Ｗ」場合。
      　　　　　「Ｅｐ＝１７５Ｖ、Ｅｓｇ＝１２５Ｖ、Ｉｐ＝１３０ｍＡ、Ｅｇ１＝−２５Ｖ、Ｇｍ＝１１５００μmho」
    • 同じＴＶの水平出力管６ＫＤ６「Ｐｃ＝３３Ｗ」場合。
      　　　　　「Ｅｐ＝１５０Ｖ、Ｅｓｇ＝１１０Ｖ、Ｉｐ＝１２０ｍＡ、Ｅｇ１＝−２２．５Ｖ、Ｇｍ＝１４０００μmho」
    • 同じＴＶの水平出力管６ＫＱ５「Ｐｃ＝２４Ｗ」場合。
      　　　　　「Ｅｐ＝１７５Ｖ、Ｅｓｇ＝１２５Ｖ、Ｉｐ＝１００ｍＡ、Ｅｇ１＝−２５Ｖ、Ｇｍ＝１０５００μmho」
  • 以上から６ＬＦ６のＡ級増幅のバイアスは１００〜１４０ｍＡが適当。
    　但し、８本にバラツキがある場合は、最大値に注意する。
    又、少し出力が欲しい場合は、ＡＢ級増幅に移行して、バイアスは４０〜１００ｍＡが適当。
    　この場合も、８本にバラツキがある場合は、最少値が０ｍＡにならない様注意する。
６ＬＦ６「Ｐｃ＝40W」と６ＪＳ６「Ｐｃ＝３３Ｗ」の外観比較、プレートの大きさは２０％（４０／３３＝１．２）以上大きいのでは？
Ｕ０１．　１本目「６ＪＳ６Ａ」。　Ｇｍ測定＝１１０００μmho、　Ｉｐ＝１０１．０ｍＡ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoでの測定。
Ｕ０２．　２本目「６ＪＳ６Ａ」。　Ｇｍ測定＝１１５００μmho、　Ｉｐ＝１１３．８ｍＡ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoでの測定。
Ｕ．　TubeTester　ＨｉｃｋｏｋＴＶ−２Ｂ／Ｕによる付属・予備真空管測定
  • ５台目付属　６ＬＦ６　Ｇｍ（相互コンダクタンス）、ＩＰ測定。
    • 測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」で測定。
      • ５−１本目　Ｇｍ測定＝１０５００μmho、　Ｉｐ＝　８６．６ｍＡ。
        ５−２本目　Ｇｍ測定＝１１３００μmho、　Ｉｐ＝１０６．７ｍＡ。
        ５−３本目　Ｇｍ測定＝１３０００μmho、　Ｉｐ＝　９１．２ｍＡ。
        ５−４本目　Ｇｍ測定＝１３７００μmho、　Ｉｐ＝１０８．７ｍＡ。
        ５−５本目　Ｇｍ測定＝１２５００μmho、　Ｉｐ＝１０４．３ｍＡ。
        ５−６本目　Ｇｍ測定＝１４０００μmho、　Ｉｐ＝１１６．６ｍＡ。
        ５−７本目　Ｇｍ測定＝１２７００μmho、　Ｉｐ＝　８８．２ｍＡ。
        ５−８本目　Ｇｍ測定＝１２０００μmho、　Ｉｐ＝１０２．８ｍＡ。
  • ６台目付属　６ＬＦ６　Ｇｍ（相互コンダクタンス）、ＩＰ測定。
    • 測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」で測定。
      • ６−１本目　Ｇｍ測定＝１２３００μmho、　Ｉｐ＝　８４．２ｍＡ。
        ６−２本目　Ｇｍ測定＝１２０００μmho、　Ｉｐ＝１０７．９ｍＡ。
        ６−３本目　Ｇｍ測定＝１３１００μmho、　Ｉｐ＝　９９．３ｍＡ。
        ６−４本目　Ｇｍ測定＝　９５００μmho、　Ｉｐ＝　９４．９ｍＡ。
        ６−５本目　Ｇｍ測定＝１１８００μmho、　Ｉｐ＝　８５．７ｍＡ。
        ６−６本目　Ｇｍ測定＝１２６００μmho、　Ｉｐ＝１０５．１ｍＡ。
        ６−７本目　Ｇｍ測定＝１２０００μmho、　Ｉｐ＝　９３．０ｍＡ。
        ６−８本目　Ｇｍ測定＝１１７００μmho、　Ｉｐ＝１０２．１ｍＡ。
  • ６ＦＳ５　Ｇｍ、ＩＰ測定。
    • 相互コンダクタンス＝１００００μmho、Ｉｐ＝９ｍＡがＲＣＡの規格値。
      ５台目付属１本目　Ｇｍ測定＝４５００μmho、　Ｉｐ＝３．５５ｍＡ。
      ５台目付属２本目　Ｇｍ測定＝６２００μmho、　Ｉｐ＝４．９３ｍＡ。
      ６台目付属１本目　Ｇｍ測定＝３０００μmho、　Ｉｐ＝４．３４ｍＡ。
      ６台目付属２本目　Ｇｍ測定＝４０００μmho、　Ｉｐ＝５．０５ｍＡ。
  • ＥＣＣ８３　Ｇｍ、ＩＰ測定。
    • 相互コンダクタンス＝１６００μmho、Ｉｐ＝１．２ｍＡがＲＣＡの規格値。
      ５台目付属ユニット１　Ｇｍ測定＝２３００μmho、ＩＰ＝２．５７ｍＡ。
      　　　　　　　ユニット２　Ｇｍ測定＝２２００μmho、ＩＰ＝２．３３ｍＡ。
      ６台目付属ユニット１　Ｇｍ測定＝２２００μmho、ＩＰ＝２．６３ｍＡ。
      　　　　　　　ユニット２　Ｇｍ測定＝１９４０μmho、ＩＰ＝２．２２ｍＡ。
Ｕ．　TubeTester　ＨｉｃｋｏｋＴＶ−２Ｂ／Ｕによる付属・予備真空管測定。画像をクリックすると、大きく（横幅2050ドット）表示されます。
Ｕ０．　真空管「６ＦＳ５」の規格。
　　　　　　　　　　　　真空管ハンドブック（規格表）の相互コンダクタンス＝１００００μmho
　　　　　　　　　　　　「Ｅｐ＝２７５Ｖ、Ｅｓｇ＝１３５Ｖ、Ｉｐ＝９ｍＡ、Ｅｇ１＝−０．２Ｖ」
　　　　　　　　　　　　RC-30 Ｒｅｃｅｉｖｉｎｇ Ｔｕｂｅ Ｍａｎｕａｌより
付属真空管「６ＦＳ５」左から　５台目付属１、２本目　６台目付属１、２本目。
Ｕ１１．　５台目付属１本目「６ＦＳ５」。　Ｇｍ測定＝４５００μmho、　Ｉｐ＝３．５５ｍＡ。
　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝２５０Ｖ、Ｅｓｇ＝１４０Ｖ、Ｅｇ１＝−０．２Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoの測定。
Ｕ１２．　５台目付属２本目「６ＦＳ５」。　Ｇｍ測定＝６２００μmho、　Ｉｐ＝４．９３ｍＡ。
Ｕ１３．　６台目付属１本目「６ＦＳ５」。　Ｇｍ測定＝３０００μmho、　Ｉｐ＝４．３４ｍＡ。
　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝２５０Ｖ、Ｅｓｇ＝１４０Ｖ、Ｅｇ１＝−０．２Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoの測定。
Ｕ１４．　６台目付属２本目「６ＦＳ５」。　Ｇｍ測定＝４０００μmho、　Ｉｐ＝５．０６ｍＡ。
プレート電流波形を観測しながら測定する。
Ｕ２．　真空管「ＥＣＣ８３」の規格。　画像をクリックすると、大きく（横幅2050ドット）表示されます。
　　　　　　　真空管ハンドブック（規格表）の１２ＡＸ７（ＥＣＣ８３）　相互コンダクタンス＝１６００μmho
　　　　　　　　　「Ｅｐ＝２５０Ｖ、Ｉｐ＝１．２ｍＡ、Ｅｇ１＝−２Ｖ」
1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30　Ｒｅｃｅｉｖｉｎｇ　Ｔｕｂｅ　Ｍａｎｕａｌ、1966/実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。　（１９６０／１９６２ナショナル真空管ハンドブック、インプレス　オーディオ用真空管マニアル、ＲＣ−３０　Ｒｅｃｅｉｖｉｎｇ　Ｔｕｂｅ　Ｍａｎｕａｌより）
真空管「ECC83」。左から　５台目付属、６台目付属。
Ｕ２１．　５台目付属「ECC83」　ユニット１。　Ｇｍ測定＝２３００μmho、ＩＰ＝２．５７ｍＡ。
　　　　　　　　Ｃレンジ＝３０００μmhoレンジでの測定、「Ｅｐ＝２５０Ｖ、Ｅｇ１＝−２Ｖ」
Ｕ２１２．　５台目付属「ECC83」ユニット２。　Ｇｍ測定＝２２００μmho、ＩＰ＝２．３３ｍＡ。
Ｕ２２．　６台目付属「ECC83」　ユニット１。　Ｇｍ測定＝２２００μmho、ＩＰ＝２．６３ｍＡ。
　　　　　　　　Ｃレンジ＝３０００μmhoレンジでの測定、「Ｅｐ＝２５０Ｖ、Ｅｇ１＝−２Ｖ」
Ｕ２２２．　６台目付属「ECC83」ユニット２。　Ｇｍ測定＝１９４０μmho、ＩＰ＝２．２２ｍＡ。
Ｕ３．　真空管「６ＬＦ６」の規格。　画像をクリックすると、大きく（横幅2050ドット）表示されます。
　　　　　　　　　　　真空管ハンドブック（規格表）の相互コンダクタンス＝？？μmho
　　　　　　　　　　　　「Ｅｐ＝１６０Ｖ、Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｉｐ＝１４００ｍＡ、Ｅｇ１＝０Ｖ」
　　　　　　　　　　　　RC-30 Ｒｅｃｅｉｖｉｎｇ Ｔｕｂｅ Ｍａｎｕａｌより
　　　　　　　　　　　　tv2b/uでは最大プレート電流が１００ｍAなのでEg１＝−３５Vに電圧を下げて測定。
５台目付属真空管「６ＬＦ６」右から１番目、２番目、、、、８番目。
Ｕ３１．　５台目付属１本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝１０５００μmho、　Ｉｐ＝８６．６ｍＡ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoでの測定。
Ｕ３２．　５台目付属２本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝１１３００μmho、　Ｉｐ＝１０６．７ｍＡ。
Ｕ３３．　５台目付属３本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝１３０００μmho、　Ｉｐ＝９１．２ｍＡ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ａレンジ＝３００００μmhoでの測定。
Ｕ３４．　５台目付属４本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝１３７００μmho、　Ｉｐ＝１０８．７ｍＡ。
Ｕ３５．　５台目付属５本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝１２５００μmho、　Ｉｐ＝１０４．３ｍＡ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoでの測定。
Ｕ３６．　５台目付属６本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝１４０００μmho、　Ｉｐ＝１１６．６ｍＡ。
Ｕ３７．　５台目付属７本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝１２７００μmho、　Ｉｐ＝８８．２ｍＡ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoでの測定。
Ｕ３８．　５台目付属８本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝１２０００μmho、　Ｉｐ＝１０２．８ｍＡ。
Ｕ４．　６台目付属真空管の測定。
６台目付属真空管「６ＬＦ６」右から１番目、２番目、、、、８番目。
Ｕ４１．　６台目付属１本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝１２３００μmho、　Ｉｐ＝８４．２ｍＡ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoでの測定。
Ｕ４２．　６台目付属２本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝１２０００μmho、　Ｉｐ＝１０７．９ｍＡ。
Ｕ４３．　６台目付属３本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝１３１００μmho、　Ｉｐ＝９９．３ｍＡ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoでの測定。
Ｕ４４．　６台目付属４本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝９５００μmho、　Ｉｐ＝９４．９ｍＡ。
Ｕ４５．　６台目付属５本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝１１８００μmho、　Ｉｐ＝８５．７ｍＡ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoでの測定。
Ｕ４６．　６台目付属６本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝１２６００μmho、　Ｉｐ＝１０５．１ｍＡ。
Ｕ４７．　６台目付属７本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝１２０００μmho、　Ｉｐ＝９３．０ｍＡ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoでの測定。
Ｕ４８．　６台目付属８本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝１１７００μmho、　Ｉｐ＝１０２．１ｍＡ。
測定に使用する変換アダプター。　左＝５０ＣＡ１０→ＵＳ８ピン、右＝６ＬＦ６→ＵＳ８ピン。
Ｓ．　ＣｏｕｎｔｅｒＰｏｉｎｔ　ＳＡ−４　の仕様（マニアル・カタログより）　
型式 管球式モノラルパワーアンプ　ＳＡ−４
出力 140W(8Ω)
280W(16Ω)
周波数帯域幅 0.1Hz〜50kHz
歪率 0.1%以下(最大出力時)
0.02%(20W出力時)
使用真空管 ECC83
6LF6 x8
6FS5 x2
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 200W(通常使用時)、700W(実行出力時)
外形寸法 幅480x高さ170x奥行480mm
重量 26kg
その他 ブループリント基盤．．後期型
グレイ基盤．．前期型。
価格 ￥1,000,000(1台、1984年発売)
￥900,000(1台、年代不明)
　　　 　　　6fs5_38　6fs5_48　6fs5_b3　ecc83_1　12ax7_32 　12ax7_42　12ax7_b22　　　6lf6_32 　　6lf6_42　　6lf6_e8　　6lf6_yb 　6lf6_ebk
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