Sansui AU−D707X. 5台目修理記録
2017/5/25到着  10/20完成
注意 このAMPはRL−SPのアース側にもAMPが入っています
    よって、AMPのシャーシにSPの線(アース側)を接続してはいけません、共通にしてもいけません、終段TRが死にます
A. 修理前の状況
  • 新品購入して昔は使ってまいりましたが ここ10年は火を入れてません。
    理由は 左右の音量ばらつきがある等、不具合があ るためです。
    今回引っ越しを機会に箱詰めしたので 「オーバーホール修理」 + 「チューナップ修理」 を考えてます。
  • このAMPは、大学時代にバイトして貯めたお金で購入した 思い入れのあるアンプです。
    デジタル全盛の 時代ですが、アナログアンプだから音が悪い というのはナンセンスだと思っており、
    今回 直れば、これからもずっと使い続けたいと 考えてます。
     また、レコードプレーヤやAKAIのカセット デッキも学生時代に購入したものがあるので、
    それらを再度繋げ、音楽を聴きたいとの思いもあり、今回できる限り手を入れて修理し長く使えるようにしたいです。

T. 修理前点検測定

B. 原因
  • 各部経年劣化。

C. 修理状況
  • SP接続リレー交換。
    電源投入リレー交換。
    メインAMPのバランス/バイアス半固定VR交換。
    メインAMPの初段FET(電界効果トランジスター)交換。
    取り外し、各基板の半田不良を修理します、所謂、半田補正作業。
    チューナップの為、電解コンデンサーをオーディオコンデンサーに交換。
    入力切り替え表示ランプをLEDに交換。

D. 使用部品
  • バランス/バイアス半固定VR 13mmΦ高級品       12個。
    FET(電界効果トランジスター)                                    4個。
    SP接続リレ                               2個。
    電源投入リレー                            1個。
    電解コンデンサー(ミューズ使用)                 94個。
    表示LED                                5個。

E. 調整・測定

F. 修理費  105,000円    オーバーホール修理。

Y. ユーザー宅の設置状況

S. Sansui AU−D707X の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 後左から見る
A13. 点検中 上から見る
A14. 点検中 上蓋を取り、上から見る
A15. 点検中 上蓋・シールドを取り清掃後、上から見る
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る
A26. 点検中 下蓋を取り、下から見る
A31. 点検中 SP接続端子。 裏側に基板があり、制約される。
                 取り付け穴(裏パネル穴)が大きいので、大型の端子しか使用不可。
A41. 点検中 RCA端子。 PHONEは交換可能。 他は間隔が狭く交換不可。
A51. 点検中 電源ケーブル取付。
C61. 点検中 SP接続リレー比較。 左=付いていた接点容量7A=8Ω出力だと392W定格
                         右=交換する接点容量10A=8Ω出力だと800W定格
C71. 点検中 入力切り換えSWの表示比較(正面)。 左2個=付いていたマメ球、右2個=交換するLED。
C72. 点検中 入力切り換えSWの表示比較(左側から)。 
C73. 点検中 入力切り換えSWの表示比較(右側から)。 
T. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
T1. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
T2. CD_1kHz入力、R側SP出力電圧30V=112.5W出力、 1.60%歪み。
               L側SP出力電圧30V=112.5W出力、 1.90%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T3. MM_1kHz入力、R側SP出力電圧30V=112.5W出力、 3.08%歪み。
                 L側SP出力電圧35V=112.5W出力、 3.01%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C11. 修理前 SP接続・プロテクト基板。
C12. 修理前 SP接続・プロテクト基板、 SP接続端子を取る。
C13. 修理後 SP接続・プロテクト基板。 接続リレー3個、電解コンデンサー14個交換
C14. 修理前 SP接続・プロテクト基板裏
C142. 修理中 SP接続・プロテクト基板裏。 SP接続端子が抜けないよう捻ってある。
                      下受けの製造と異なり、しっかりとした製造技術が表れている。
C143. 修理中 SP接続・プロテクト基板裏。 SP接続レレー端子が曲げて固定してある。。
                      下受けの製造と異なり、しっかりとした製造技術が表れている。
C15. 修理(半田補正)後 SP接続・プロテクト基板裏 全半田やり直し
C16. 完成SP接続・プロテクト基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C21. 修理前 R側・初段ドライブAMP基板
C22. 修理後 R側・初段ドライブAMP基板。 初段FET(電界効果トランジスター)1個、半固定VR2個、電解コンデンサー6個交換
C23. 修理前 R側・初段ドライブAMP基板裏
C24. 修理(半田補正)後 R側・初段ドライブAMP基板裏  全半田やり直し
C25. 完成R側・初段ドライブAMP基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C31. 修理前 L側・初段ドライブAMP基板
C32. 修理後 L側・初段ドライブAMP基板 初段FET(電界効果トランジスター)1個、半固定VR2個、電解コンデンサー6個交換
C33. 修理前 L側・初段ドライブAMP基板裏
C34. 修理(半田補正)後 L側・初段ドライブAMP基板裏。  全半田やり直し
C35. 完成L側・初段ドライブAMP基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C41. 修理前 R・Lプロテクト基板
C42. 修理後 R・Lプロテクト基板 電解コンデンサー4個交換(BP多用の為減少)
C43. 修理前 R・Lプロテクト基板裏
C44. 修理(半田補正)後 R・Lプロテクト基板裏  全半田やり直し
C45. 完成R・Lプロテクト基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C51. 修理前 メイン・ドライブAMP基板
C512. 修理中 R側メイン・ドライブAMP基板。 電解コンデンサー固定するトルエン溶媒の接着剤。
C513. 修理中 R側メイン・ドライブAMP基板。  トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。
C514. 修理中 L側メイン・ドライブAMP基板。 電解コンデンサー固定するトルエン溶媒の接着剤。
C515. 修理中 L側メイン・ドライブAMP基板。  トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。
C52. 修理後 メイン・ドライブAMP基板 半固定VR4個、電解コンデンサー10個交換 差し込み基板は未接続
C53. 完成メイン・ドライブAMP基板
C54. 修理前 メイン・ドライブAMP基板裏
C55. 修理前 メイン・ドライブAMP基板裏 差し込み基板を取る
C56. 修理(半田補正)後 メイン・ドライブAMP基板裏
C57. 完成メイン・ドライブAMP基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C572. 完成メイン・ドライブAMP基板裏、R側。
C573. 完成メイン・ドライブAMP基板裏、L側。
C574. 完成メイン・ドライブAMP基板裏。 差し込み基板の足裏を固定する。
C58. 修理前 R側メイン・ドライブAMP基板裏 終段TR(トランジスター)足半田
C59. 修理(半田補正)後 R側メイン・ドライブAMP基板裏 終段TR(トランジスター)足半田
C5A. 完成R側メイン・ドライブAMP基板裏 終段TR(トランジスター)足半田
C5B. 修理前 L側メイン・ドライブAMP基板裏 終段TR(トランジスター)足半田
C5C. 修理(半田補正)後 L側メイン・ドライブAMP基板裏 終段TR(トランジスター)足半田
C5D. 完成L側メイン・ドライブAMP基板裏 終段TR(トランジスター)足半田
C61. 修理前 電源電解コンデンサー基板裏
C62. 修理(半田補正)後 電源電解コンデンサー基板裏 
C63. 完成電源電解コンデンサー基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C71. 修理前 定電圧基板 狭い場所に納める為、コンデンサーをパラレル接続している。
C712. 修理中 定電圧基板。 電解コンデンサー固定するトルエン溶媒の接着剤。
C713. 修理中 定電圧基板。  トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。
C72. 修理後 定電圧基板 電解コンデンサー10個交換
C73. 修理前 定電圧基板裏
C74. 修理(半田補正)後 定電圧基板裏。コンデンサー4個追加。
C75. 完成定電圧基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C81. 修理前 コントロール基板
C82. 修理後 コントロール基板 半固定VR2個、電解コンデンサー10個交換(BP多用の為減少)
C83. 修理前 コントロール基板裏
C832. 修理中 コントロール基板裏、リード(ジャンパー)線の曲げ方向が良くない、その1
C833. 修理中 コントロール基板裏、リード(ジャンパー)線の曲げ方向が良くない、その2
C834. 修理中 コントロール基板裏、リード(ジャンパー)線の曲げ方向が良くない、その3
C84. 修理(半田補正)後 コントロール基板裏
C85. 完成コントロール基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C91. 修理前 メインVR基板
C92. 修理前 メインVR基板裏
C93. 修理(半田補正)後 メインVR基板裏。 全半田やり直し。
C94. 完成メインVR基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C95. 修理前 ホーンジャック基板
C96. 修理前 ホーンジャック基板裏
C97. 修理(半田補正)後 ホーンジャック基板裏。 全半田やり直し
C98. 完成ホーンジャック基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CA1. 修理中 入力表示基板。 LED全盛ですが、柔らかい光は電球のみ!
CA2. 修理後 入力表示基板。 ランプをLEDに交換
CA3. 修理前 入力表示基板裏
CA4. 修理(半田補正)後 入力表示基板裏。
CA5. 完成入力表示基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CA6. 修理中 LED表示基板。
CA7. 修理前 入力表示基板裏
CA8. 修理(半田補正)後 入力表示基板裏。 ランプ交換。
CA9. 完成入力表示基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CB1. 修理中 モード切替SW基板
CB2. 修理前 モード切替SW基板裏
CB3. 修理(半田補正)後 モード切替SW基板裏  全半田やり直し
CB4. 完成モード切替SW基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CC1. 修理中 SP切替SW・電源表示LED基板
CC2. 修理前 SP切替SW・電源表示LED基板裏
CC3. 修理(半田補正)後 SP切替SW・電源表示LED基板裏 全半田やり直し
CC4. 完成SP切替SW・電源表示LED基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CD1. 修理前 SW基板。 下真ん中の円筒はMCトランス。
CD2. 修理後  SW基板。
CD3. 修理前  SW基板裏。
CD32. 修理中  SW基板裏、リード(ジャンパー)線の曲げ方向が良くない、その1
CD33. 修理中  SW基板裏、リード(ジャンパー)線の曲げ方向が良くない、その2
CD34. 修理中  SW基板裏、リード(ジャンパー)線の曲げ方向が良くない、その3
CD35. 修理中  SW基板裏、リード(ジャンパー)線の曲げ方向が良くない、その4
CE4. 修理(半田補正)後 SW基板裏、 全半田やり直し
CD4. 完成SW基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CE1. 修理前 EQ基板
CE2. 修理後 EQ基板 電解コンデンサー4個交換
CE3. 修理前 EQ基板裏
CE4. 修理(半田補正)後 EQ基板裏  全半田やり直し
CE5. 完成EQ基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CF. パネル清掃
CG. 交換部品
CH1. 修理前 上から見る
CH2. 修理後 上から見る
CH3. 修理前 下から見る
CH4. 修理後 下から見る
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E1. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E21. CD_50Hz入力、R側SP出力電圧34V=144W、 0.0176%歪み。
                L側SP出力電圧35V=153W、 0.0164%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. CD_100Hz入力、R側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0130%歪み。
                  L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0150%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. CD_500Hz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0146%歪み。
                  L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0168%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. CD_1kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0152%歪み。
                L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0169%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. CD_5kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0289%歪み。
               L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0465%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. CD_10kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0315%歪み。
                 L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0292%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. CD_20kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0223%歪み。
                 L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0242%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E31. MM_50Hz入力、R側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0129%歪み。
               L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0147%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E32. MM_100Hz入力、R側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0113%歪み。
                 L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0100%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250kHz、右=1kHz。
E33. MM_500Hz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.00964%歪み。
                 L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0134%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E34. MM_1kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0113%歪み。
                L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0151%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E35. MM_5kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0201%歪み。
                L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0224%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=100kHz。
E36. MM_10kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0250%歪み。
                 L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0252%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E37. MM_20kHz入力、R側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0146%歪み。
                 L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0215%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=500kHz。
E41. MC_50Hz入力、R側SP出力電圧33V=136W、 0.0433%歪み。
                L側SP出力電圧35V=153W、 0.037%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E42. MC_100Hz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0319%歪み。
                  L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0196%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E43. MC_500Hz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0362%歪み。
                  L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0234%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E44. MC_1kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0354%歪み。
                L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0251%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E45. MC_5kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0368%歪み。
               L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0395%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E46. MC_10kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0414%歪み。
                 L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0497%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E47. MC_20kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0390%歪み。
                 L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0403%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E5. フルパワー出力なので、 24V高速フアンが全回転でクーリング。
E6. 24時間エージング
Y. ユーザー宅へ設置。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
S. Sansui AU−D707X の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 AU−D707X
パワーアンプ部(Xバランス・アンプ(Twin Diamond Balanced Drive Amp)方式)
実効出力(両ch駆動) 150W+150W(6Ω、10Hz〜20kHz)
130W+130W(8Ω、10Hz〜20kHz)
200W+200W(4Ω、1kHz)
170W+170W(6Ω、1kHz)
150W+150W(8Ω、1kHz)
全高調波歪率 0.003%(8Ω、10Hz〜20kHz、実効出力時)
0.005%(6Ω、10Hz〜20kHz、1/2実効出力時)
混変調歪率(60Hz=7kHz=4=1) 0.003%(8Ω、実効出力時)
出力帯域幅(IHF、両ch動作、THD0.03%) 5Hz〜80kHz
ダンピングファクター(新IHF、20Hz〜20kHz) 100(6Ω)
周波数特性(1W) DC〜300kHz +0 -3dB
エンベロープ歪 測定限界以下
TIM歪(Sawtooth法) 測定限界以下
スルーレイト ±200V/μsec(6Ω)
ライズタイム 0.5μsec
イコライザーアンプ部(Hi-Precisionイコライザー)
入力感度/入力インピーダンス(1kHz) Phono MM=2.5mV/47kΩ
Phono High MC=2.5mV/100Ω
Phono MC Low=100μV/5.3Ω(MCトランス採用)
Phono MC High=300μV/40Ω(MCトランス採用)
CD、Tuner、Tape1、2=150mV/47kΩ
Phono最大許容入力(1kHz、THD 0.01%) MM =300mV
High MC =300mV
MC High =25mV(トランス方式)
出力レベル/インピーダンス Tape rec=150mV/600Ω
RIAA偏差(MM、Rec out) 20Hz〜300kHz ±0.2dB
SN比(Aネットワーク、ショートサーキット) Phono MM =90dB
Phono MC =80dB以上(70μV)
CD、Tuner、Tape =110dB
トーンコントロール Bass=±10dB(20Hz)
Treble=±10dB(20kHz)
トーンセレクター Bass=100Hz、200Hz
Treble=4kHz、8kHz
サブソニックフィルター 16Hz(-3dB、6dB/oct)
ラウドネス(Volume-30dB) +8dB(50Hz)、+6dB(10kHz)
オーディオミューティング -20dB
総合
定格消費電力(電気用品取締法) 320W
外形寸法 幅466×高さ161×奥行431mm
重量 17.5kg
価格 ¥129,000(1984年発売)
AU-D707X Decade ¥129,000(1985年発売)
                      d707x-546
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。
 Copyright(C) 2021 Amp Repair Studio All right reserved.