Marantz 170DC & 3250 修理記録
平成14年4月25日到着   5月1日完成
  1. 修理前の状況
    時々L側音出ない。

  2. 原因
    各部半田不良/FET/TR劣化。

  3. 修理状況
    終段TR(トランジスター)をシリコングリスを塗布し、取り付け直し。
    終段関係半固定VR交換。
    初段FET(電界トランジスター)/TR(トランジスター)交換。
    配線手直し、補強(半田補正)。

  4. 使用部品
    半固定VR               6個。
    初段FET(電界トランジスター)    2個。
    TR(トランジスター)         8個。

  5. 修理費   38,000円       通常修理。

  6. Marantz 170DC & 3250 の仕様(マニアルより)

1. MC−AMPの修理。
2. RCAピンソケット・接続コネクターの裏側の半田補正。
   力が加わるので、接触不良を起こし易い。
3. コントロール(SW)基板半田補正作業。
   VR(ボリューム)/SWの所は力が加わるので接続不良に成りやすい。
4. メイン基板半田補正作業。
5. パネル清掃
6. 完成、上から見る。
7. 出力、歪み調整・測定
8. 出力=0.8V。 歪率=01% 400HZ
9. 出力=0.8V。 歪率=0.1% 1000HZ
10. 修理前の終段TR、ドライブ基板。
11. 修理後の終段TR。
    TR(トランジスター)を取り外し、シリコングリスを塗布して取り付け治す。
12. 修理後のドライブ基板、初段FET(電界トランジスター)、半固定VR交換。
13. ドライブ基板の半田補正。
    高温にさらされるので、半田不良に成りやすい。
14. プロテクト・メータAMP基板の修理。
    SP接続リレー、半固定VR交換。
15. プロテクト・メータAMP基板の半田補正。
16. パネル清掃。
17. 完成、上から見る。
18. 出力、歪み調整・測定
19. 出力27V=91W 歪み率=0.14% 400HZ
20. 出力27V=91W 歪み率=0.14% 1000HZ
21. その時の、本体VUメータ
Amp Repair Studio
22. 24時間エージング
Amp Repair Studio
S. Marantz 170DC & 3250 の仕様(カタログ・マニアルより)
型式 ステレオパワーアンプ 170DC
定格出力(20Hz〜20kHz、両ch駆動) 110W+110W(4Ω)。 90W+90W(8Ω)
全高調波歪率 0.03%
混変調歪率 0.03%
周波数特性 20Hz〜20kHz +0 -0.2dB
入力感度/インピーダンス 1.5V/30kΩ
残留雑音(IHF-A) 0.046mV
ダンピングファクター 60
消費電力 225W(電気用品取締法)、 490W(最大)
外形寸法 幅416x高さ146x奥行301mm
重量 14.1kg
別売 ウッドケース WC-110(ウォルナット仕上げ、¥7,000)
ウッドケース WC-110N(マホガニー仕上げ、¥12,000)
価格 ¥125,000(1977年発売)
型式 コントロールアンプ 3250
定格出力/インピーダンス Pre out:1.5V/220Ω、 Tape out:180mV/330Ω
入力感度/インピーダンス Phono1:1.8mV/47kΩ、 Phono2 MC:90μV/40Ω
Aux、Tape:180mV
全高調波歪率 0.01%
混変調歪率 0.01%
周波数特性 20Hz〜20kHz +0 -0.1dB
RIAA偏差 20Hz〜20kHz ±0.2dB
入力等価雑音 0.24μV(Phono1、IHF-A)
トーンコントロール Bass:±10dB、 Treble:±10dB、 Mid:±6dB
ハイフィルター 9kHz、18dB/oct
ローフィルター 15Hz、18dB/oct
消費電力 11W
外形寸法 幅416x高さ146x奥行243mm
重量 6.5kg
別売 ウッドケース WC-121(ウォルナット仕上げ、¥6,000)
ウッドケース WC-121N(マホガニー仕上げ、¥11,000)
価格 ¥85,000(1977年発売)
          m-3250-9  m-170DC-d
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