Marantz SC−6 修理記録
平成16年4月15日到着  4月21日完成
  • A. 修理前の状況
       フォノ(phono)のMCに、ハムみたいなのがボリュームをあげると でます。

  • B. 症状、原因
       電解コンデンサー劣化、初段TR(トランジスター)劣化。
     
  • C. 修理状況
       初段TR(トランジスター)交換。
       電解コンデンサー交換=オーディオ・コンデンサー(ミューズ)使用。
       半固定VR交換。
       配線手直し、補強。
       経年劣化による各部ハンダ補正。
       リレー交換。

  • D. 使用部品
       初段FET(電界トランジスタ−)  2個。
       半固定VR             2個。
       電解コンデンサー         52個。
       メタライズド・フイルムコンデンサー 12個。
       リレー

  • F. 修理費   85,000円   オーバーホール修理

  • S. Marantz SC−6 の仕様(マニアル・カタログより)
      
A. 修理前の状況。
A1. 修理前 上から見る
A2. 修理前 下から見る
C. 修理状況
C1A. 修理前  電源基板
C1B. 修理後  電源基板 電解コンデンサー8個交換、フイルムコンデンサー2個追加
C1C. 修理前  電源基板裏
C1D. 修理(半田補正)後  電源基板裏
C1E. 修理後  電源基板裏 フラックスを取り清掃後
C2A. 修理前  R側トーンコントロール基板
C2B. 修理後  R側トーンコントロール基板 電解コンデンサー7個、フイルムコンデンサー3個交換
C2C. 修理前  R側トーンコントロール基板裏
C2D. 修理(半田補正)後  R側トーンコントロール基板裏
C2E. 修理後  R側トーンコントロール基板裏 フラックスを取り清掃後
C3A. 修理前  L側トーンコントロール基板
C3B. 修理後  L側トーンコントロール基板 電解コンデンサー7個、フイルムコンデンサー3個交換
C3C. 修理前  L側トーンコントロール基板裏
C3D. 修理(半田補正)後  L側トーンコントロール基板裏
C3E. 修理後  R側トーンコントロール基板裏 フラックスを取り清掃後
C4A. 修理前 メイン基板 半固定VR2個、電解コンデンサー30個交換
C4B. 修理後 メイン基板
C4C. 修理前 メイン基板裏
C4D. 修理(半田補正)後 メイン基板裏+フラックスを取り清掃後
C5A. 修理前 入力RCA端子基板
C5B. 修理後 入力RCA端子基板 リレー交換
C5C. 修理前 入力RCA端子基板裏
C5D. 修理(半田補正)後 入力RCA端子基板裏 フラックスを取り清掃後
C5E. 修理(半田補正)後 出力RCA端子基板裏&フォノ入力RCA端子基板裏 フラックスを取り清掃後
C6A. 修理前 入力RCA端子
C6B. 修理(補強)後  入力RCA端子
C7A. 修理中 VR分解・清掃
C7B. 修理中 清掃前
C7C. 修理中 清掃後
C8A. 修理前 VR基板
C8B. 修理後 VR基板 フイルムコンデンサー4個交換
C8C. 修理前 VR基板裏
C8D. 修理(半田補正)後 VR基板裏
C9A. 修理前 ヘッドホーン基板
C9B. 修理後 ヘッドホーン基板 ラッピングに半田を流込
C9C. 修理前 ヘッドホーン基板裏
C9D. 修理(半田補正)後 ヘッドホーン基板裏
C10A. 修理前 コントロールSW基板
C10B. 修理後 コントロールSW基板
           ラッピングに半田を流込
C10C. 修理前 コントロールSW基板裏
C10D. 修理(半田補正)後 コントロールSW基板裏
C11. パネル清掃
C12A. 修理前 上から見る 
C12B. 修理後 上から見る
C12C. 修理前 下から見る
C12D. 修理後 下から見る
C11A. 交換部品
C11B. 交換部品 液漏れした物、頭のビニールは剥けないが、底が剥けた物
E. 調整・測定
E1. 出力/歪み率測定・調整
E2A. 出力電圧0.8V 歪み率=0.02% 測定レンジ=0.1% AUX入力 1000HZ
E2B. 出力電圧0.8V 歪み率=0.02% 測定レンジ=0.1% AUX入力 400HZ
E3A. 出力電圧0.8V 歪み率=0.02% 測定レンジ=0.1% MM入力 1000HZ
E3B. 出力電圧0.8V 歪み率=0.02% 測定レンジ=0.1% MM入力 400HZ
E4A. 出力電圧0.8V 歪み率=0.02% 測定レンジ=0.1% MC入力 1000HZ
E4B. 出力電圧0.8V 歪み率=0.03% 測定レンジ=0.1% MC入力 400HZ
E3. 完成 引き続き24時間エージング
S. Marantz SC−6 の仕様(マニアル・カタログより)
型式 ステレオプリアンプ SC−6
定格出力/インピーダンス PRE OUT=1.5V/100Ω
TAPE OUT=150mV/600Ω以下
入力感度/インピーダンス phono1 MM=2.2mV/27kΩ、47kΩ、100kΩ
phono2 MM=2.2mV/47kΩ
phono MC=220μV/75Ω
TAPE、TUNER、AUX=150mV/40kΩ
全高調波歪率 0.005%
混変調歪率 0.003%(60Hz=70Hz=4=1)
周波数特性 RIAA偏差、20Hz?20kHz=±0.2dB
TAPE、TUNER、AUX、20Hz?20kHz=±0.2dB
TAPE、TUNER、AUX、+0、-2dB=5Hz〜100kHz
S/N比(IHF-Aカーブ) phono MC=68dB
phono MM=86dB
TAPE、TUNER、AUX=104dB
フォノ最大入力 MM、1kHz=220mV
MC、1kHz=20mV
トーンコントロール 低域100Hz=±8dB
高域10kHz=±8dB
定格消費電力 電気用品取締法=20W
電源 100V、50/60Hz
外形寸法 幅416×高さ146×奥行245mm
幅474×高さ172×奥行266mm(マホガニーキャビネット寸法)
重量 6.5kg
別売 マホガニーキャビネット WC-75N(\11,500)
価格 88,000円 (1979年発売)
             sc-6-1j
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