McIntosh C29. 7台目修理記録
2020/9/16到着  9/28完成
A. 修理前の状況
  • ご無沙汰しています?
    今回はC−29のオーバーホール+改造を前提に見積依頼をお願いします。
    現在モードセレクターの接触不良らしくボリュームに関係無く右側スピーカーから異音が発生し試聴中に気が散る様になり修理を兼ね、他に オーバーホール及び改造をお願いしたいと思います。
    • @ モードセレクターの交換(修理依頼分)をしてください。
      A 機器の素子(コンデンサー、オペアンプ、抵抗、他)の交換と半田盛修正をお願いします。
      B ボリュームがクリック式の為微調整が効き辛い為普通の物に交換をおねがいします。
      C 背面のRCA端子を交換して下さい。
      D 同じく電源を3Pインレットに、またヒューズボックスをもう少し高額の物と交換して下さい。
      E もし、音質に影響がある様でしたらメインSW段に並ぶチューナーやらテープなどの 接続を切って下さい。
    工房注。
      一般的なプリアンプはTAPE入力が最短の入力端子です。
      入力仕様はAUX、CD、Tuner等と同じです。

T. 修理前点検測定
  • 歪み多い。
    EQ−AMPは非常に歪みが多い。

B. 原因
  • 経年変化による劣化。

C. 修理状況
D. 使用部品
  • OP−AMP                6個。
    電解コンデンサ−            40個(ミューズ使用)。
    フイルムコンデンサー          6個。
    3PインレットFURUTECH製FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。 1個。
    テフロン絶縁RCA端子          11組22個。
    WBT−0201               2組4個。
    パネルランプ                5個。
    EiZZ社24ステップステレオアンプ用アッテネーター  1個。
    リレー                   1個。
    パイロットランプ              5個。
    LED                    1個。


E. 調整・測定

F. 上位測定器による 調整・測定

G. 修理費  167,000円   オーバーホール修理

Y. ユーザー宅の設置状況

S. McIntosh C29 の仕様(マニアル・カタログより)


A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中、 前右から見る。
A122. 点検中、 バエス正規輸入品の商標。
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 電源コード取り付け部。
A15. 点検中 電源コードを3Pインレットに交換出来る。 木ケースのストッパが使用がやりずらいかも? 下の交換例参照の事。
A16. 点検中 C−29. 4台目電源コードを3Pインレットに交換例。
A17. 点検中 後から見る 入出力RAC端子郡。
A18. 点検中 後から見る 入出力RAC端子郡。テフロン絶縁製に交換。
A19. 点検中 後から見る 入出力RAC端子郡。WBT−0201を定価で工賃込み。INPUTSのTAPE1 、UTPUTSのMAINを交換。
A1A. 点検中 交換するテフロン絶縁製RCA端子。 中心電極は円筒状で4つ割方式。
A1B. 点検中 WBT製RCA端子WBT−0201。 さらに複雑な構造で「カチ」と差し込み感を与える。
A1C 点検中 最近の「RCAプラグ」の中心電極は2割になっているので接触不良が起きにくい。
A21. 点検中、 上から見る
A22. 点検中 上蓋・シールドを取り、上から見る
A23. 点検中 電源トランス見る 200Vに変更できる
A24. 点検中 MM−AMPの電解コンデンサー、頭が大分膨れている。
A25. 点検中 イコライザーAMPの電解コンデンサー、頭が大分膨れている。
A26. 点検中、 後左から見る。
A31. 点検中、 下前から見る。
A32. 点検中、 下前左から見る。
A33. 点検中、 下後から見る。
A34. 点検中、 下後右から見る。
A41. 点検中、 下から見る。
A42. 点検中 下蓋を取り、下から見る
A43. 点検中 下蓋裏の接着剤の跡。
A51. 点検中 メイン基板。 電解コンデンサー比較、左=交換する6800μ/50V、右=付いている3300μ/35V 。
A61. 点検中 交換するOP−AMP。 JRC・新日本無線(株)のロット買い(1000個)を使用。
A71. 点検中 メインVRは抵抗切換式(ATT)に交換。
A81. 点検中 ユーザーからヒューズブラケット交換依頼があったので、比較(15A)する。遜色ないので、交換せず。
T. 修理前点検測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
T0. 出力・歪み率測定・調整、「電源電圧は50HZ 100V」。
    「見方」。
   上段中 右側出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
「E0. 出力・歪み率測定・調整、「電源電圧は50HZ 100V」。」より修理後の測定なので数値は参考。
T1. AUX1_1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0789%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.0740%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T2. AUX1_10kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0616%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.841%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
T3. MM1_1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.663%歪み。
                 L側出力電圧=6.2mV、 ?%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T4. MM2−1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.502%歪み。
                 L側出力電圧=6.2mV、 21.8%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C11. 修理前 電源SW基板
C12. 修理後 電源SW基板 電解コンデンサ−2個交換
C13. 修理前 電源SW基板裏
C14. 修理(半田補正)後 電源SW基板裏。 半田を全部やり直す。
C15. 完成電源SW基板裏 洗浄後+絶縁コーテング材を塗る
C21. 修理前 メイン基板
C22. 修理後 メイン基板  電解コンデンサ−23個、フイルムコンデンサー2個追加。この後、OP−AMP6個を日本製改良品に交換
C23. 修理前 メイン基板裏
C24. 修理(半田補正)後  メイン基板裏。 半田を全部やり直す。
C25. 完成メイン基板裏 絶縁コーテング材を塗る、 フイルムコンデンサー3個追加。
C31. 修理前 SW基板
C32. 修理後 SW基板 電解コンデンサー8個交換
C33. 修理前 SW基板裏
C34. 修理(半田補正)後 SW基板裏。 半田を全部やり直す。
C35. 完成SW基板裏 洗浄後+絶縁コーテング材を塗る
C41. 修理前 SW基板の電源SW。 
C42. 修理後 SW基板の電源SW、W接点にする。
C51. 修理前 BASSコントロール基板
C52. 修理後 BASSコントロール基板 電解コンデンサー2個交換
C53. 修理前 BASSコントロール基板裏
C54. 修理(半田補正)後 BASSコントロール基板裏。 半田を全部やり直す。
C55. 完成BASSコントロール基板裏 洗浄後+絶縁コーテング材を塗る
C61. 修理前 TREBLコントロール基板
C63. 修理前 TREBLコントロール基板裏
C64. 修理修理(半田補正)後 TREBLコントロール基板裏。 半田を全部やり直す。
C65. 完成TREBLコントロール基板裏 洗浄後+絶縁コーテング材を塗る
C66. 修理中  BASSコントロール基板&TREBLコントロール基板、黒化した端子。
C67. 修理(清掃)後  BASSコントロール基板&TREBLコントロール基板、黒化した端子を接点復活材で研磨。
C68. 修理中  BASSコントロール基板&TREBLコントロール基板、黒化した端子2。
C69. 修理(清掃)後  BASSコントロール基板&TREBLコントロール基板、黒化した端子2を接点復活材で研磨。
C71. 修理前 MAIN OUTPUT LEVEL VR基板
C72. 修理前 MAIN OUTPUT LEVEL VR基板裏
C73. 修理修理(半田補正)後 MAIN OUTPUT LEVEL VR基板裏。 半田を全部やり直す。
C74. 完成MAIN OUTPUT LEVEL VR基板裏 洗浄後+絶縁コーテング材を塗る
C81. 修理前 HEADPHONE & LINE OUTPUT VR基板
C82. 修理前 HEADPHONE & LINE OUTPUT VR基板裏
C83. 修理修理(半田補正)後 HEADPHONE & LINE OUTPUT VR基板裏。 半田を全部やり直す。
C84. 完成HEADPHONE & LINE OUTPUT VR基板裏 洗浄後+絶縁コーテング材を塗る
C91. 修理中 LED表示基板。 LED1個交換。
C92. 修理前 LED表示基板裏
C93. 修理(半田補正)後 LED表示基板裏。 半田を全部やり直す。
C94. 完成LED表示基板裏 洗浄後+絶縁コーテング材を塗る
CA1. 修理(交換)前 入出力RAC端子郡
CA3. 修理(交換)後 入出力RAC端子郡。 WBT−0201を2組使用。
CA4. 修理(交換)後 入出力RAC端子郡裏、太いケーブルを付けるので、接着材を使用して固定する
CB1. 修理前 入力RAC端子郡裏
CB2. 修理(交換)後 入力RAC端子郡裏
CB3 修理(清掃)前 入力切り替えSW。
CB4 修理(清掃)後 入力切り替えSW。 ケイグクラスで無いと落ちない?
CC1. 修理前 入力RAC端子裏、DCカットコンデンサー基板
CC2. 修理後 入力RAC端子裏、DCカットコンデンサー基板。 電解コンデンサー6個交換
CC3. 修理前 入力RAC端子裏、DCカットコンデンサー基板裏
CC4. 修理(半田補正)後 入力RAC端子裏、DCカットコンデンサー基板裏。 半田を全部やり直す。
CC5. 完成入力RAC端子裏、DCカットコンデンサー基板裏 洗浄後+絶縁コーテング材を塗る
CC6. 修理前 出力RAC端子郡裏
CC7. 修理(交換)後 出力RAC端子郡裏
CD1. 修理中 前面パネルを取り、修理中。
CD2. 修理中 前面パネルを取り、修理中。 左側パネル表示ランプ、経年劣化で真っ黒。
CD3. 修理(交換)後 前面パネルを取り、修理中。 左側パネル表示ランプ2個交換。
CD4. 修理中 前面パネルを取り、修理中。 中パネル表示ランプ、経年劣化で真っ黒。
CD5. 修理(交換)後 前面パネルを取り、修理中。 中パネル表示ランプ交換。
CD6. 修理中 前面パネルを取り、修理中。 右側パネル表示ランプ、経年劣化で真っ黒。
CD7. 修理(交換)後 前面パネルを取り、修理中。 右側パネル表示ランプ2個交換。
CE1. 修理前 TAPE_2入出力端子半田
CE2. 修理(半田補正)後 TAPE_2入出力端子半田
CE3. 修理前  HeadPhones出力端子半田
CE4. 修理(半田補正)後  HeadPhones出力端子半田
CF1. 修理中 メインVR。
CF2. 修理(交換)後 メインVR。EiZZ社24ステップステレオアンプ用アッテネーター使用。
CG1. 修理(清掃)前 MODE SW。
CG2. 修理(清掃)後 MODE SW。
CG3. 修理前 バランスVR。
CG4. 修理後 バランスVR、 抵抗2個追加。
CH1. 修理中 前面パネル清掃、合わせ構造なので、ウエスで清掃する。
CI1. 修理前 電源ケーブル挿入部。
CI2. 修理(加工)中 電源ケーブル挿入部、3Pインレット取り付け穴を開ける所。
CI3. 修理(加工)中 電源ケーブル挿入部、3Pインレット取り付け穴を開ける、ハンドツールなので時間がかかる。
CI4. 修理後 3Pインレット取り付け。  FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ
CI5. 修理中 電源ケーブル挿入部裏の配線。
CI6. 修理後 3Pインレット裏の配線。 アースはしっかりと取る。
CJ1. 修理前 電源投入リレー。
CJ2. 修理(交換)後 電源投入リレー。
CK1. 交換部品
CK1. 修理前 上から見る
CJ2. 修理後 上から見る
CJ3. 修理前 下から見る
CJ4. 修理後 下から見る
CJ5. 完成 綺麗なお尻で帰ります!
E. 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E0. 出力・歪み率測定・調整、「電源電圧は50HZ 100V」。
    「見方」。
   上段中 右側出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E11. TAPE1 50Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.00724%歪み。
                   L側出力電圧=2V、 0.00688%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E12. TAPE1 100Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.00590%歪み。
                    L側出力電圧=2V、 0.00668%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E13. TAPE1 500Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.00699%歪み。
                    L側出力電圧=2V、 0.00688%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E14. TAPE1 1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.00699%歪み。
                   L側出力電圧=2V、 0.00690%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E15. TAPE1 5kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.00684%歪み。
                   L側出力電圧=2V、 0.00677%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E16. TAPE1 10kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.00684%歪み。
                    L側出力電圧=2V、 0.00675%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E17. TAPE1 20kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.00599%歪み。
                    L側出力電圧=2V、 0.00599%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
E18. TAPE1 50kHz入力、R側出力電圧=1.5V、 0.00882%歪み。
                    L側出力電圧=1.5V、 0.00874%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
            真空管AMPの組み合わせの為か、この下の周波数(30kHz)からフイルターが効いている。
E21. MM 50Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.00589%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.00643%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. MM 100Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.00577%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.00718%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. MM 500Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.00585%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.00788%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. MM 1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.00591%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.00804%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. MM 5kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.00629%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.00943%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E26. MM 10kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.00716%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.00820%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. MM 50kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.01020%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.0183%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
F. 上位測定器による 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
F0. 下のオーディオアナライザーVP−7732Aで自動測定。  「電源電圧は50HZ 100V」
F11. 入出力特性測定(TAPE1入力)
        TAPE1入力端子へ150mV一定入力 VRはmax 平均で1.8V出力   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F12. 歪み率特性測定(TAPE1入力)
        TAPE1入力端子へ150mV一定入力 VRはmax  左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F13. 入出力特性測定(TAPE1入力) BASS & TREBLE 最大
        TAPE1入力端子へ150mV一定入力 VRはmax 左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F14. 入出力特性測定(TAPE1入力) BASS & TREBLE 最小。 写真紛失で下記は参考。
        TAPE1入力端子へ150mV一定入力 VRはmax 左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F15. 入出力特性測定(TAPE1入力) BASS & TREBLE 最小+Filter ON
        TAPE1入力端子へ150mV一定入力 VRはmax 左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F16. 入出力特性測定(TAPE1入力) Filter ON
        TAPE1入力端子へ150mV一定入力 VRはmax 平均で1V出力   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F17. 入出力特性測定(TAPE1入力) Loud ON 最大
        TAPE1入力端子へ150mV一定入力 VRはmax 左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F2. 入出力特性測定(MM入力)=PHONO−1
       MM入力 入力電圧=1mV一定入力 VRはmax   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F31. 入出力特性測定(MIC入力)=MIC
       Mic入力 入力電圧=2mV一定入力 VRはmax   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F32. 歪み率特性測定(MIC入力)=MIC
        Mic入力端子へ2mV一定入力 VRはmax  左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F4. 完成  24時間エージング、 左は RX−5000. 4台目RY−5500. 10台目
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況、 全体を見る。
S.McIntosh C29 の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 C29 ステレオプリアンプ
周波数特性 20Hz〜20kHz +0 -0.5dB
歪率 0.02%以下(20Hz〜20kHz、定格出力時)
入力感度/インピーダンス Phono1、2= 2mV(1kHz)/47kΩ(65pF)
AUX、Tuner、Tape1、2= 0.25V/250kΩ
MIC= 2.5mV/500kΩ
ハム及びノイズ AUX、Tuner、Tape1、2= IHF 100dB、90dB(聴感補正無し)
Phono1、2= IHF 90dB、80dB(10mV入力時)
出力レベル/インピーダンス Main出力= 2.5V/10kΩ(定格入力時)
Tape出力= 0.25V/10kΩ(定格入力時)
Headphone、Line出力= 0.75V(8Ω)、2.5V/600Ω
LF-HFフィルター 50Hz以下、7kHz以上(12dB/oct)
電圧増幅度(dB)
入力 Main Tape Headphone、Line
AUX、Tuner、Tape1、2 20dB 0dB 30dB
Phono1、2 62dB 42dB 72dB
MIC 60dB 40dB 70dB
使用半導体 トランジスタ=2個、IC=9個、シリコンダイオード=11個、LED=8個、SCR=1個、LDR=1個
Bassコントロール +20dB〜-20dB(20Hz)、11段切換
Trebleコントロール +18dB〜-18dB(20kHz)、11段切換
Volumeコントロール 0dB〜-70dB、連続可変
電源 AC120V、50Hz/60Hz
消費電力 45W
外形寸法 本体=幅375×高さ122×奥行330mm、 前面パネル:幅406x高さ138mm
重量 8.6kg(梱包時:14.1kg)
価格 定価:550,000円(アメリカ合衆国 1972年発売)
                       C29-741
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した物です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。
 Copyright(C) 2023 Amp Repair Studio All right reserved.