QUAD−QC24 MC付 修理記録
  2022/3/31到着   5/7完成 
A. 修理前の状況
  • クオードQC24(phono MC) です。
    購入年月日=2011年4月
    雑音がする、音量が出ない。
    私は75歳後期高齢者です。
    そして50年以上前橋に住んでいました。
    機械には全く弱く、オーディオもスイッチとボリュームの操作くらいしかしません。

    使用の機器
    • CDプレーヤー=アキュフェーズ  DP500 (今回依頼のアンプと10年程前に同時購入)
      以下は35年ほど前に購入
      パワーアンプ=アキュフェーズ P500
      スピーカー=タンノイ・ウエストミンスター
      レコードプレーヤ=マイクロ BL−99V


B. 原因
  • 真空管6111不良。
    定電圧IC不良。
    他各部経年劣化。

C. 修理状況
  • 真空管6111交換。
    定電圧IC交換。
    電解コンデンサー交換。
    制御リレー交換。
    劣化RCA端子交換

. TubeTester HickokTV−2B/Uによる購入真空管測定

D. 使用部品
  • 電解コンデンサー                          14個。
    制御リレー                               7個。
    テフロン絶縁製RCA端子                   11組22個。
    抵抗                                     2個。
    真空管6111                             1本。
    定電圧IC                               1個。

E. 調整・測定

F. 上位測定機器での調整・測定

G. 修理費   100,000円  オーバーホール修理。

Y. ユーザー宅の設置状況

S. QUAD−QC24 MC付 の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 後左から見る
A15. 点検中 上から見る
A16. 点検中 上蓋を取り、上から見る。
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る。
A31. 点検中 入力RCA端子郡。
A32. 点検中 入力RCA端子郡。 テフロン絶縁RCA端子に交換。
A41. 点検中 出力RCA端子郡。
A42. 点検中 出力RCA端子郡。 テフロン絶縁RCA端子に交換。
A51. 点検中 交換するテフロン絶縁製RCA端子。 中心電極は円筒状で4つ割方式。
A52. 点検中 WBT製RCA端子WBT−0201。 さらに複雑な構造で「カチ」と差し込み感を与える。
A53. 点検中 最近の「RCAプラグ」の中心電極は2割になっているので接触不良が起きにくい。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C01. 修理中 基板、前パネル等を外したシャシ。
C11. 修理前 メイン基板。
C12. 修理後 メイン基板。 真空管1本、電解コンデンサー8個、定電圧IC1個、リレー7個交換。
C13. 修理前 メイン基板裏。
C14. 修理(半田補正)後 メイン基板裏。 全半田やり直し
C15. 完成メイン基板裏。 洗浄後防湿材(コート液)を塗る。
C21. 修理前  MC入力基板。
C22. 修理後 MC入力基板 電解コンデンサー6個交換。
C23. 修理前  MC入力基板裏。
C24. 修理(半田補正)後  MC入力基板裏 半田やり直し。
C25. 完成MC基板裏。 洗浄後防湿材(コート液)を塗る。
C30. 修理中  前パネルを外し修理中。
C31. 修理前  SW基板。
C32. 修理(半田補正)後 SW基板 半田やり直し。
C33. 完成SW基板。 洗浄後防湿材(コート液)を塗る。
C34. 修理前  SW基板裏。
C35. 修理(半田補正)後 SW基板裏 半田やり直し。
C36. 完成SW基板裏。 洗浄後防湿材(コート液)を塗る。
C41. 修理前 バランスVR基板。
C42. 修理(半田補正)後 バランスVR基板。 全半田やり直し、抵抗2本追加。
C43. 完成バランスVR基板。 洗浄後防湿材(コート液)を塗る。
C44. 修理前  バランスVR基板裏。
C45. 修理(半田補正)後 バランスVR基板裏。 全半田やり直し。
C46. 完成バランスVR基板裏。 洗浄後防湿材(コート液)を塗る。
C61. 修理前  入力RCA端子裏
C62. 修理(交換)後  入力RCA端子裏。RCA端子4個交換。
C63. 修理前  入出力RCA端子郡
C64. 修理(交換)後  入出力RCA端子郡、RCA端子個交換。
CF1. 交換部品
CF2. 交換部品、電解コンデンサー。左側=付いていた10000μ/16WV、右側=交換する22000μ/16WV。
                  左側=付いていた220μ/400WV、右側=交換する330μ/400WV。
CF3. 交換部品、電解コンデンサー。左側=付いていた1000μ/10WV、右側=交換する2200μ/16WV。
CG1. 修理前 上から見る
CG2. 修理後 上から見る
CG3. 完成、綺麗なお尻で帰ります。
V.  購入真空管。 PHILIPS ECG 6111WA Gm、IP測定。
       GeneralElectric真空管ハンドブック(規格表)から、
       ECG 6111WA相互コンダクタンス=5000μmho、
       「Ep=100V、Ip=8.5mA、Rk=220Ω」。
       専用真空管測定ソケットが小さいので、MT9ピンプラグを付けて測定する。
V1. 購入ECG 6111WA ユニット1。 Gm測定=5400μmho、IP=8.57mA。
    測定条件、「Ep=100V、Rk=220Ω」。 RangeSW=C、FullScale=6000μmho
V2. 購入ECG 6111WA ユニット2。 Gm測定=5600μmho、IP=8.58mA。
プレート(カソード電流)波形を観測しながら測定する。
測定電源は安定化(電圧・周波数)電源を使用し、AC115V 60Hzで行う。
E. 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E0. 出力、歪み調整・測定、電源電圧は100Vにて測定
    「見方」。
   上段中 右側2V出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側2V出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
   よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E11. CD入力、50Hz、R側出力電圧1V、 0.0766%歪み。
                  L側出力電圧1V、 0.0759%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E12. CD入力、100Hz、R側出力電圧1V、 0.0687%歪み。
                   L側出力電圧1V、 0.0705%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E12. CD入力、500Hz、R側出力電圧1V、 0.0699%歪み。
                   L側出力電圧1V、 0.0711%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E13. CD入力、1kHz、R側出力電圧1V、 0.0803%歪み。
                  L側出力電圧1V、 0.0818%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E14. CD入力、5kHz、R側出力電圧1V、 0.0709%歪み。
                  L側出力電圧1V、 0.0711%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E15. CD入力、10kHz、R側出力電圧1V、 0.0737%歪み。
                   L側出力電圧1V、 0.0747%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E16. CD入力、50kHz、R側出力電圧1V、 0.18%歪み。
                   L側出力電圧1V、 0.19%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=400kHz。
E21. MC入力、50Hz、R側出力電圧1V、 0.1327%歪み。
                  L側出力電圧1V、 0.1291%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. MC入力、100Hz、R側出力電圧1V、 0.1102%歪み。
                   L側出力電圧1V、 0.1083%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. MC入力、500Hz、R側出力電圧1V、 0.120%歪み。
                   L側出力電圧1V、 0.134%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. MC入力、1kHz、R側出力電圧1V、 0.1175%歪み。
                  L側出力電圧1V、 0.1261%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. MC入力、5kHz、R側出力電圧1V、 0.0943%歪み。
                  L側出力電圧1V、 0.1082%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. MC入力、10kHz、R側出力電圧1V、 0.0875%歪み。
                   L側出力電圧1V、 0.100%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. MC入力、50kHz、R側出力電圧1V、 0.1354%歪み。
                   L側出力電圧1V、 0.109%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=400kHz。
F. 上位測定機器での調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
F0. 下のオーディオアナライザーVP−7732Aで自動測定。
F1. 入出力特性測定(CD入力)。 CD入力端子に150mVを入力。出力=0.9V。 VRはMax位置。
                                        左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色。 
F2. 入出力歪み測定。CD入力端子に150mVを入力。 VRはMax位置。
F3. 入出力特性測定(MC入力)。 0.2mVを入力。 VRはMax位置。
E5. 24時間エージング  左は、 L−02A. 25台目
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況、 全体を見る。
S. QUAD−QC24 MC付 の仕様(マニアル・カタログより)
型式 コントロールアンプ QC−24
使用真空管 6111WA×1
全高調波歪率@1V rms 0.3%@40W 0.03%@1W
残留ノイズ -80dB
周波数特性 5Hz〜50kHz(+0dB/-0.5dB)
ゲイン 86db/2.83Vrms
最小負荷インピーダンス 50kΩ
入力 ライン5系統 テープ2系統
外形寸法 300(W)×88(H)×125(D)mm
重量 3.4kg
価格 285,000円
                    qc24-20
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