Sansui AU−D707. 3台目修理記録
2025/10/27到着  /完成 
注意 このAMPはRL−SPのアース側にもAMPが入っています
    よって、AMPのシャーシにSPの線(アース側)を接続してはいけません、共通にしてもいけません、終段TRが死にます
A. 修理前の状況
  • サンスイAUD―707のオーバホールを、お願いしたくメールいたしました。
    途中までは、作動しますが、電源ランプが点滅して駄目になってしまいます。
    私が就職して新品を、ローンで、購入した大変思い入れのあるアンプです。


T. 修理前点検測定

B. 原因
  • 各部経年劣化。

C. 修理状況
  • SP接続リレー交換。
    電源投入リレー交換。
    メインAMPのバランス/バイアス半固定VR交換。
    メインAMPの初段FET(電界効果トランジスター)交換。
    取り外し、各基板の半田不良を修理します、所謂、半田補正作業。
    チューナップの為、電解コンデンサーをオーディオコンデンサーに交換。
    入力切り替え表示ランプをLEDに交換。

D. 使用部品
  • バランス/バイアス半固定VR 13mmΦ高級品  12個。
    FET(電界効果トランジスター)    4個。
    SP接続リレ                2個。
    電源投入リレー             1個。
    電解コンデンサー(ミューズ使用)  94個。
    表示LED                 5個。

E. 調整・測定

F. 修理費  ,000円    オーバーホール修理。

Y. ユーザー宅の設置状況

S. Sansui AU−D707 の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 後左から見る
A13. 点検中 上から見る
A14. 点検中 上蓋を取り、上から見る
A15. 点検中 上蓋・シールドを取り清掃後、上から見る
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る
A26. 点検中 下蓋を取り、下から見る
A31. 点検中 SP接続端子。 裏側に基板があり、制約される。
                 取り付け穴(裏パネル穴)が大きいので、大型の端子しか使用不可。
A41. 点検中 RCA端子。 PHONEは交換可能。 他は間隔が狭く交換不可。
A51. 点検中 電源ケーブル取付。
C61. 点検中 SP接続リレー比較。 左=付いていた接点容量7A=8Ω出力だと392W定格
                         右=交換する接点容量10A=8Ω出力だと800W定格
C71. 点検中 入力切り換えSWの表示比較(正面)。 左2個=付いていたマメ球、右2個=交換するLED。
C72. 点検中 入力切り換えSWの表示比較(左側から)。 
C73. 点検中 入力切り換えSWの表示比較(右側から)。 
T. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
T1. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
T2. CD_1kHz入力、R側SP出力電圧30V=112.5W出力、 1.60%歪み。
               L側SP出力電圧30V=112.5W出力、 1.90%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T3. MM_1kHz入力、R側SP出力電圧30V=112.5W出力、 3.08%歪み。
                 L側SP出力電圧35V=112.5W出力、 3.01%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C11. 修理前 SP接続・プロテクト基板。
C12. 修理前 SP接続・プロテクト基板、 SP接続端子を取る。
C13. 修理後 SP接続・プロテクト基板。 接続リレー3個、電解コンデンサー14個交換
C14. 修理前 SP接続・プロテクト基板裏
C142. 修理中 SP接続・プロテクト基板裏。 SP接続端子が抜けないよう捻ってある。
                      下受けの製造と異なり、しっかりとした製造技術が表れている。
C143. 修理中 SP接続・プロテクト基板裏。 SP接続レレー端子が曲げて固定してある。。
                      下受けの製造と異なり、しっかりとした製造技術が表れている。
C15. 修理(半田補正)後 SP接続・プロテクト基板裏 全半田やり直し
C16. 完成SP接続・プロテクト基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C21. 修理前 R側・初段ドライブAMP基板
C22. 修理後 R側・初段ドライブAMP基板。 初段FET(電界効果トランジスター)1個、半固定VR2個、電解コンデンサー6個交換
C23. 修理前 R側・初段ドライブAMP基板裏
C24. 修理(半田補正)後 R側・初段ドライブAMP基板裏  全半田やり直し
C25. 完成R側・初段ドライブAMP基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C31. 修理前 L側・初段ドライブAMP基板
C32. 修理後 L側・初段ドライブAMP基板 初段FET(電界効果トランジスター)1個、半固定VR2個、電解コンデンサー6個交換
C33. 修理前 L側・初段ドライブAMP基板裏
C34. 修理(半田補正)後 L側・初段ドライブAMP基板裏。  全半田やり直し
C35. 完成L側・初段ドライブAMP基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C41. 修理前 R・Lプロテクト基板
C42. 修理後 R・Lプロテクト基板 電解コンデンサー4個交換(BP多用の為減少)
C43. 修理前 R・Lプロテクト基板裏
C44. 修理(半田補正)後 R・Lプロテクト基板裏  全半田やり直し
C45. 完成R・Lプロテクト基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C51. 修理前 メイン・ドライブAMP基板
C512. 修理中 R側メイン・ドライブAMP基板。 電解コンデンサー固定するトルエン溶媒の接着剤。
C513. 修理中 R側メイン・ドライブAMP基板。  トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。
C514. 修理中 L側メイン・ドライブAMP基板。 電解コンデンサー固定するトルエン溶媒の接着剤。
C515. 修理中 L側メイン・ドライブAMP基板。  トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。
C52. 修理後 メイン・ドライブAMP基板 半固定VR4個、電解コンデンサー10個交換 差し込み基板は未接続
C53. 完成メイン・ドライブAMP基板
C54. 修理前 メイン・ドライブAMP基板裏
C55. 修理前 メイン・ドライブAMP基板裏 差し込み基板を取る
C56. 修理(半田補正)後 メイン・ドライブAMP基板裏
C57. 完成メイン・ドライブAMP基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C572. 完成メイン・ドライブAMP基板裏、R側。
C573. 完成メイン・ドライブAMP基板裏、L側。
C574. 完成メイン・ドライブAMP基板裏。 差し込み基板の足裏を固定する。
C58. 修理前 R側メイン・ドライブAMP基板裏 終段TR(トランジスター)足半田
C59. 修理(半田補正)後 R側メイン・ドライブAMP基板裏 終段TR(トランジスター)足半田
C5A. 完成R側メイン・ドライブAMP基板裏 終段TR(トランジスター)足半田
C5B. 修理前 L側メイン・ドライブAMP基板裏 終段TR(トランジスター)足半田
C5C. 修理(半田補正)後 L側メイン・ドライブAMP基板裏 終段TR(トランジスター)足半田
C5D. 完成L側メイン・ドライブAMP基板裏 終段TR(トランジスター)足半田
C61. 修理前 電源電解コンデンサー基板裏
C62. 修理(半田補正)後 電源電解コンデンサー基板裏 
C63. 完成電源電解コンデンサー基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C71. 修理前 定電圧基板 狭い場所に納める為、コンデンサーをパラレル接続している。
C712. 修理中 定電圧基板。 電解コンデンサー固定するトルエン溶媒の接着剤。
C713. 修理中 定電圧基板。  トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。
C72. 修理後 定電圧基板 電解コンデンサー10個交換
C73. 修理前 定電圧基板裏
C74. 修理(半田補正)後 定電圧基板裏。コンデンサー4個追加。
C75. 完成定電圧基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C81. 修理前 コントロール基板
C82. 修理後 コントロール基板 半固定VR2個、電解コンデンサー10個交換(BP多用の為減少)
C83. 修理前 コントロール基板裏
C832. 修理中 コントロール基板裏、リード(ジャンパー)線の曲げ方向が良くない、その1
C833. 修理中 コントロール基板裏、リード(ジャンパー)線の曲げ方向が良くない、その2
C834. 修理中 コントロール基板裏、リード(ジャンパー)線の曲げ方向が良くない、その3
C84. 修理(半田補正)後 コントロール基板裏
C85. 完成コントロール基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C91. 修理前 メインVR基板
C92. 修理前 メインVR基板裏
C93. 修理(半田補正)後 メインVR基板裏。 全半田やり直し。
C94. 完成メインVR基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C95. 修理前 ホーンジャック基板
C96. 修理前 ホーンジャック基板裏
C97. 修理(半田補正)後 ホーンジャック基板裏。 全半田やり直し
C98. 完成ホーンジャック基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CA1. 修理中 入力表示基板。 LED全盛ですが、柔らかい光は電球のみ!
CA2. 修理後 入力表示基板。 ランプをLEDに交換
CA3. 修理前 入力表示基板裏
CA4. 修理(半田補正)後 入力表示基板裏。
CA5. 完成入力表示基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CA6. 修理中 LED表示基板。
CA7. 修理前 入力表示基板裏
CA8. 修理(半田補正)後 入力表示基板裏。 ランプ交換。
CA9. 完成入力表示基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CB1. 修理中 モード切替SW基板
CB2. 修理前 モード切替SW基板裏
CB3. 修理(半田補正)後 モード切替SW基板裏  全半田やり直し
CB4. 完成モード切替SW基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CC1. 修理中 SP切替SW・電源表示LED基板
CC2. 修理前 SP切替SW・電源表示LED基板裏
CC3. 修理(半田補正)後 SP切替SW・電源表示LED基板裏 全半田やり直し
CC4. 完成SP切替SW・電源表示LED基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CD1. 修理前 SW基板。 下真ん中の円筒はMCトランス。
CD2. 修理後  SW基板。
CD3. 修理前  SW基板裏。
CD32. 修理中  SW基板裏、リード(ジャンパー)線の曲げ方向が良くない、その1
CD33. 修理中  SW基板裏、リード(ジャンパー)線の曲げ方向が良くない、その2
CD34. 修理中  SW基板裏、リード(ジャンパー)線の曲げ方向が良くない、その3
CD35. 修理中  SW基板裏、リード(ジャンパー)線の曲げ方向が良くない、その4
CE4. 修理(半田補正)後 SW基板裏、 全半田やり直し
CD4. 完成SW基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CE1. 修理前 EQ基板
CE2. 修理後 EQ基板 電解コンデンサー4個交換
CE3. 修理前 EQ基板裏
CE4. 修理(半田補正)後 EQ基板裏  全半田やり直し
CE5. 完成EQ基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CF. パネル清掃
CG. 交換部品
CH1. 修理前 上から見る
CH2. 修理後 上から見る
CH3. 修理前 下から見る
CH4. 修理後 下から見る
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E1. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E21. CD_50Hz入力、R側SP出力電圧34V=144W、 0.0176%歪み。
                L側SP出力電圧35V=153W、 0.0164%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. CD_100Hz入力、R側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0130%歪み。
                  L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0150%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. CD_500Hz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0146%歪み。
                  L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0168%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. CD_1kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0152%歪み。
                L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0169%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. CD_5kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0289%歪み。
               L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0465%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. CD_10kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0315%歪み。
                 L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0292%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. CD_20kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0223%歪み。
                 L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0242%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E31. MM_50Hz入力、R側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0129%歪み。
               L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0147%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E32. MM_100Hz入力、R側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0113%歪み。
                 L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0100%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250kHz、右=1kHz。
E33. MM_500Hz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.00964%歪み。
                 L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0134%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E34. MM_1kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0113%歪み。
                L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0151%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E35. MM_5kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0201%歪み。
                L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0224%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=100kHz。
E36. MM_10kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0250%歪み。
                 L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0252%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E37. MM_20kHz入力、R側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0146%歪み。
                 L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0215%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=500kHz。
E41. MC_50Hz入力、R側SP出力電圧33V=136W、 0.0433%歪み。
                L側SP出力電圧35V=153W、 0.037%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E42. MC_100Hz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0319%歪み。
                  L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0196%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E43. MC_500Hz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0362%歪み。
                  L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0234%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E44. MC_1kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0354%歪み。
                L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0251%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E45. MC_5kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0368%歪み。
               L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0395%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E46. MC_10kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0414%歪み。
                 L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0497%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E47. MC_20kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0390%歪み。
                 L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.0403%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E5. フルパワー出力なので、 24V高速フアンが全回転でクーリング。
E6. 24時間エージング
Y. ユーザー宅へ設置。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
S. Sansui AU−D707 の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 ワイドレンジDCプリメインアンプ AU−D707
パワーアンプ部
実効出力 90W+90W(10Hz〜20kHz、THD 0.008%、8Ω)
90W+90W(1kHz、THD 0.003%、8Ω
全高調波歪率 0.008%以下(10Hz〜20kHz、実効出力時、8Ω)
混変調歪率(70Hz:7kHz=4:1) 0.008%以下
出力帯域幅 3Hz〜70kHz(IHF、両ch動作、1kHz、8Ω)
ダンピングファクター 100(IHF、両ch動作、1kHz、8Ω)
周波数特性 DC〜500kHz、+0 -3dB
入力感度/インピーダンス(1kHz) 1V/47kΩ
SN比 125dB以上(IHF、Aネットワーク、ショートサーキット)
チャンネルセパレーション(IHF、1kHz) 90dB以上
ライズタイム 0.5μsec
スルーレイト ±200V/μsec
プリアンプ部
入力感度/インピーダンス(1kHz) Phono-1 MM:2.5mV/47kΩ
Phono-1 MC:0.1mV/100Ω
Phono-2 MM:2.5mV/47kΩ
AUX、Tuner、Tape Play 1、2(PIN):150mV/47kΩ
MC適合インピーダンス 100Ω以下
Phono最大許容入力(1kHz) Phono MM:350mV(THD 0.01%)
Phono MC:30mV(THD 0.03%)
出力電圧(1kHz) Tape Rec 1、2(PIN、47kΩ時):150mV
Pre Out(47kΩ時):1V
Max Pre Out(THD 0.05%、47kΩ時):4V
出力インピーダンス(1kHz) Tape Rec 1、2:600Ω以下
全高調波歪率 Phono MC(1kHz、6V):0.01%以下
Phono MM(20Hz〜20kHz、6V):0.005%以下
AUX、Tuner、Tape Play 1、2(20Hz〜20kHz、1V):0.005%以下
混変調歪率(70Hz:7kHz=4:1) AUX、Tuner、Tape Play 1、2(1V):0.005%以下
周波数特性 RIAA偏差(Phono 1、2、20Hz〜20kHz):±0.2dB
AUX、Tuner、Tape Play 1、2:5Hz〜100kHz、+0 -1dB
SN比(IHF、Aネットワーク、
ショートサーキット)
Phono MC(入力換算):-154dBV
Phono MM:90dB以上
AUX、Tuner、Tape Play 1、2:100dB以上
チャンネルセパレーション(IHF、1kHz) Phono MC:70dB以上
Phono MM:70dB以上
AUX、Tuner、Tape Play 1、2:80dB以上
入力間セパレーション
(入力ショート、1kHz)
Tuner⇔Phono MM:90dB以上
Tape Play 1、2⇔Phono MM:90dB以上
Tuner⇔Tape Play 1、2:90dB以上
Tape Play 1⇔Tape Play 2:100dB以上
トーンコントロール Bass:±6dB(50Hz)
トーンセレクター(ターンオーバー周波数):300Hz、150Hz
Treble:±6dB(15kHz)
トーンセレクター(ターンオーバー周波数):6kHz、3kHz
サブソニックフィルター 16Hz(-3dB、6dB/oct)
ラウドネス(ボリューム -30dB時) +10dB(50Hz)
+4dB(10kHz)
ヘッドホン端子出力 120mW(8Ω)
総 合
負荷インピーダンス 4〜16Ω
定格消費電力(電気用品取締法) 230W
外形寸法 幅430x高さ168x奥行428mm
ラックマウントアダプター装着時:幅482x奥行455mm
重量 20.1kg
ラックマウントアダプター装着時:20.6kg
別売 ラックマウントアダプターBX-7(1組、¥3,000)
価格 ¥95,000(1979年頃)
                      aud707-3
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